“教育委員会は大ウソつき” 15歳男子生徒が自殺 埼玉 川口
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加害者に制裁を科すような手続であれば別ですが,とにかく被害者をまず救うという目的ならば,いじめが「あるかもしれない」と思える時点で速やかにちゃんと動くべきです。
すでにいくつも同様のコメントがありますが,裁判のような厳格なプロセスで「いじめの有無」を判断するのは,必要な時だけ,後の段階でやればいい話です。
「過去のいじめの清算」をすべき場合だってもちろんありますが,現在進行形でいじめが続いている場合は,「まずそれを止める」というところに軸足を置くべきで,そうである以上,「過去の行為がいじめだったかどうか」を最初から厳密に判断しなければならない必要性はどこにもありません。
実際のところ,教育委員会が全然機能していなかったということではないかもしれません。
しかし,「今,自分たちがしている議論は,本当に今すべきことなのか。もっと先にしなきゃいけないことはないか」ということを「被害者目線」でちゃんと考えていなかったのであれば,それだけでも対応に問題があったと指摘せざるを得ないです。僕の友人が言われたこと。
別件で取っているインタビューの中の一コマ。
Q:「新しい教育観を持った教員がやめていくことを教育委員会はどうとらえているか。 」
A:「それは人材流出とはとらえない。適材適所でなかったと考える傾向がある。先を見据えた大きなことをやろう としているなら内部から変えればよい。辞めていくのはそれができなかったルーザーでもある。やめてい く人は外に目が向いて学校現場を大切にしていない人という傾向が強い。目の前にいる生徒をすごく大事にしている、授業や分掌の日常業務を大事にしている人が少ない。足元 がおろそかになってしまっている人と考えている。そういう人がやめて適所に行っている。」
完全に他人事なんですね、教育委員会ってところは。日本の学校現場は、不登校生徒に対して大変冷たい対応を押し付ける。無理やり登校を促したり、同級生が書いた手紙を担任教員が渡したりする。
これらは不登校生徒からすると、大変プレッシャーだ。結果、自分を責めることを繰り返すだけだ。
不登校生徒は、『積極的内省』を行なっているのだから、我々はそっと見守り、時々声をかける。
いじめを苦に自殺を減らす施策は、2つあると私は考える。
❶いじめは絶対に無くならないという現実を我々は深く受け止め、いじめは絶対許さないという態度を取りつづける。
❷義務教育の害悪であるスローガン『他人に迷惑をかけるな』を『自分が困ったら助けてもらう』に変更して、閉塞感漂う日本の空気を変える。