「教育委員会は、大ウソつき」埼玉県川口市で高1生徒がいじめを苦に自殺
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痛ましい事件だ。どうしてこれまで手を打ってこなかったのか。いや、すでに手を尽くしたという言い分があるのかもしれない。であれば積極的に開示してほしいものだ。このままでは教育行政への不信だけが募る。黙るのは美徳ではない。
現在の「教育」システムでは、ある側面での正規分布の中央値を基準として一方的に教え込む仕様です。
「病気や障がい」は、正規分布の両端から5%と定義されます。
即ち、本来は正規分布として無段階に得意・不得意といった特性が個人毎に存在するのに、「病気や障がい」と「健常」の二段階に分類して、「健常」については正規分布の中央値の子どもも、正規分布の端から5.1%に位置する子どもも、同様な行動や学習が求められるのですから、それはそれは非常に差が出るでしょう。
そして自動的に順列が発生する事を伴う現在のシステムでは、不得意=悪と言う価値観となるのですから、いじめは無くなりません。
中央値から遠ざかるに従って自己肯定感を低下させ、むしろいじめを増長させるためのシステムになってしまっている側面があります。
従って、教育委員会の問題に矮小化すべきではないと思います。
私の娘に対するいじめの報告も教育委員会にしましたが、それはそれは対応が非常に早かったですよ。
対応内容は、小学校に対して「全体集会等でしっかり指導するように」ですね。
小学校は、指示通りに全体集会を実施し、いじめた子どもに謝らせるセレモニーを実施して教育委員会へ報告。
報告を受け取った教育委員会は「対処完了」。
こんなんで、本当にいじめが無くなると思いますか?
そもそもいじめを発生させるための環境(「教育」システム)が存在する限り、教育委員会が何をやっても対処療法となってしまうため、効果は限定的だと思いますよ。