PC大手のASUSがスマホをあきらめないわけ
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ROG Phone 2の好調は、テンセントとの提携も関係あると思います。テンセントモデルだと、CPUがSnapdragon 855 Plus、RAM 8GB、ROM 128GBのスペックでも、日本円で6万円を切る価格。ROG Phoneのスペックと比較して、かなり安い価格設定。ROG Phone 2の上位モデルは10万円近くになる。
『ASUS、中国Tencent Gamesと協業し「ROG Phone 2」を投入へ - PC Watch』
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1188753.html
XiaomiのBlack Shark、NubiaのRed Magicなど、コストパフォーマンスに優れたゲーミングスマートフォンもある。ROG Phoneと比較しても、全く劣らない。各機種にそれぞれ独自の特徴もある。ASUSの一強ではなくなって、ゲーミングスマートフォンも競争が激しくなりつつあると感じます。中華スマホの台頭により、「スマホ = コモディティ(部品を買えば誰でも組み立てられる)」という誤った認識が散見されがちですが、設計はもちろんサプライチェーン全体を含めてそのモノづくりの難易度はまだまだ最高峰クラス。
10バンド以上の周波数に対応したアンテナ設計、極小チップのプリント基板高速実装、サプライヤーや通信事業者とのネットワーク維持、人体への安全性確保に係る法的認証、筐体の接着と修理技術などなど、多くのステップを桁違いのスピードで回さなければ売るタイミングを逃すし、とはいえ、超大量生産のため万一の手戻りがあれば簡単に利益を食いつぶしてしまう。
ASUSからすれば、スマホで培った要素技術やエンジニアによる他のカテゴリへの技術的波及効果は、見た目の赤字よりも大きいのかもしれない。まさに下記のようにソフトウェア中心のモノづくりになっていくんだろうな。この「ハードウェア設計は熟した」感は最近本当に顕著。不自由なければどれも同じ、みたいな。auが出しているデザインプロジェクトのスマホがもっと増えたら面白いんだけどな…今ではケースで見た目はどうにでもなるから需要少ないのかな…
下記抜粋
AIを活用して既存のデバイスをいかに賢くしてユーザーインターフェース(UI)を高められるかが、電子機器産業の方向性のひとつになるだろう。