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【超図解】5分で読む、キヤノンの80年と「現在地」

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks編集部 記者

    今回の特集をやるまで、キヤノンが売上高・時価総額ともに4兆円近くあること、カメラやプリンター以外に「4つの新たな柱」を打ちたてようとしていることなど、あまり知りませんでした。
    歴史を学んでいく中で印象に残ったのは早いうちから「カメラ・プリンター事業だけではだめだ」という危機感を持っていたということ。いけいけどんどんで成長している時にこそ、「次の柱をどうするか」といった判断をはやめにできるかどうかが大事なんだなと痛感しました。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    記事に何点か。

    ①「右手にカメラ、左手に事務機」
    キヤノンの多角化は事務機の1960年代から始まっていった。もちろんそれまでの主業がカメラだったなかで、新しいものを売るのは簡単ではないし、それは社内での慣れも含めてだと思う。そのなかで、会社の柱を一つではなく二つにするという点で上記の言葉を御手洗毅氏が使った。

    ②2000年代半ばまでの外部環境は超追い風
    御手洗富士夫氏の功績はもちろん大きい、同業比で利益率も高く、それを健全な財務と再投資に回して、競争に打ち勝ち成長させた。とはいえ、外部環境は超追い風だった。
    そもそも世の中がWindows 95発売やインターネットの普及というデジタル化の流れが顕著に出たタイミング。そのなかでカメラはフィルムメーカー→カメラメーカーに付加価値が移転しながら市場自体も拡大。事務機もPCでの業務が増えオフィスでの印刷需要がふえ、また2000年代前半からカラー化の流れ(印刷単価が倍以上)。もちろん家庭用でのインクジェットプリンタも増加した。
    一方で、新規事業が全て華々しかったかというとそうでもない。半導体製造装置はASML及びニコンにはついていけなくなり(ArFからはダメだったと思う)、2000年代半ばにはテレビ進出を考えていたがそれもなくなった。

    ③国内生産比率が高く、為替影響が大きい
    国内での生産比率が高い。そのため、2000年代半ばまでは円安メリットがあったし、その後は為替要因の減益要因も多かった。とはいえ、記事にあるようなセル生産や、自動生産の取り組みをしていたことなど含めて、元の利益率が高かったため、円高でも大体の競合よりは利益率が高かった。

    ④What next?
    記事と併せた上記の状況が今のキヤノン。既存事業で稼ぐ力が強く成長してきて、その蓄積で財務が強く、国内生産比率が高く、また新規事業が全て成功してきたわけではない。
    そのなかで、次どうするのか?既に監視カメラのAxisや東芝メディカルの買収など、大型のM&Aでポートフォリオ強化には出ている。ただ昔の強さに比べれば、外部環境が変わっているとはいえ、利益はでていない。買収で有利子負債も4000億円ほどになっている(ピークでは6000億円で返済は進んでいるし、まだ借入余地もある財務状況ではあるが)。


  • マーケティング担当

    カメラのライバル、ニコンも似たような多角化を進めているがキヤノンの方がうまく拡大したと言えるのだろう
    (売上高で7000億くらい)
    https://www.nikon.co.jp/corporate/businesses/

    一方でキヤノンの直近のセグメント別売上高を見るとヘルスケア以外は減収減益と厳しいもの。
    https://global.canon/ja/ir/finance/business-unit.html
    新規事業の更なる成長が期待される。

    キヤノン2019年経営方針説明会資料
    https://global.canon/ja/ir/conference/pdf/housin2019ceo.pdf


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