アマゾン火災への対策で協力 南米の関係国首脳ら署名
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注目のコメント
メディアがあんまり報道していないこと。
・ボリビアの火事も結構大規模ですが、同国の大統領の政策はボルソナロと真逆ってことはあまり報道されていませんね。開発主義のボルソナロの方が悪者にしやすくて読者を刺激しやすいから(?) 先住民を大事にする政権でも火事が起きていることを報じてしまうとツジツマが合わないから(?)ついでにいうと、環境保護活動で有名だったブラジルの労働者党政権時のマリナ・シルバ環境大臣の時代が最も火災がひどかったのはなぜ報じない?
・G7の際にできた災害対策用基金はフランスだけじゃなくて、実はG7に初めて招待されたチリのピネェラ大統領が南米の関係国首脳と調整してまとまったもの。「PROSUR(新たな南米連合を目指す枠組み)の中の災害対策の位置づけでこの基金は活用される」とピネェラがボルソナロを説得したとチリ大統領府にはあります。実際、ピネェラ大統領はG7の帰途にブラジル、パラグアイに寄って首脳会談し、ボルソナロからG7でのピネェラ大統領の調整に謝辞が発せられている。
・今回の南米の北の方の首脳会談でまとまった「レティシア宣言」・・現地報道みると火災のことだけではないですよ。スペイン語読める記者は読んでみてください。
・以下NASAの連続写真で2000年以降の火事の推移を見ると火事は毎年同じような地域で起きている。毎年10月ごろから雨が降り出して火事は収まる。
https://earthobservatory.nasa.gov/global-maps/MOD14A1_M_FIRE楽観視はできませんが、一先ず協力の仕組みができて良かったです。
焼畑を含む途上国の熱帯雨林の保存の問題への国際社会の対処については、森林保全に対して先進国が途上国への経済的支援を実施するメカニズム(レッドプラスという呼称)が既に2013年の国連気候変動枠組条約(COP19)にて決められていて、実際の運用は2020年の予定です。
http://chubu.env.go.jp/earth/mat/data/post20-cs2-s4.pdf
但し、ブラジル等が今回に様に先進国の援助を拒否する可能性もあるので先進国を交えた国際的な枠組みを無理やり押し付けない方が良いのかもしれない。相手国のプライドも考えて新興国を議長にするなどして、先進国がリードするという形は今後避けた方がいいですね。これが正しい方向性。
当事者同士で共同的に解決する。
どっかで20億円とか意味のない資金援助をしてやいのやいの言ってる部外者には何も解決できない。
政治でもビジネスでも人生でも共通する当たり前のことかと。
なので当事者になるのが大事。