1000時間以上かけていた目視作業をAIで自動化した東電PG
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先日、ある動画を見ました。AIアルゴリズムによって。学習していくと言うもの。
歩けない状態の人形に、前に歩けるとご褒美を与えていくと言う感じ。それで、自動学習させて何回でどのくらい歩けるようになるかというもの。50万回失敗を繰り返し学習させて進撃の巨人の奇行種レベルにまで達した。すごい、人口知能で進化させることが出来るんだとびっくり。
その後、こんな動画を見てしまう。
それは、とある蓋がスライド式で開けにくい容器に餌が入った物をカラスに与えて、果たして開けることができるのか?という内容。
結果、なんと物の10回程度失敗しただけで学習してしまい、簡単に開けられるようになった。時間にして30分くらい。
学習効率凄い。
同じ内容をAIでさせればどうなるだろうか?まだまだカラスに負けるだろう。
今後、頭の良いAIとそうでないAIとに分別されていくのだろうか。ブランド化されて。
「このAIは、〇〇博士の制作したアルゴリズムが入っていますので、学習効率が今までの倍です!」とか言う広告文言が飛び交う日も近い。Microsoft Azureの導入事例シリーズです。首都圏の送配電事業を担う東京電力パワーグリッドは、AIを活用してこれまで 1,000時間以上かけて目視でおこなってきた電線の点検作業を自動化。
大幅な工数およびコスト削減を実現した同社の取り組みについて、ぜひご一読ください。“工数およびコストを大幅に削減することで、「電力の安定供給」と「託送コストの低減」といったサービスの高価値化を加速させているのです。”
電力小売事業は、競争で電気料金が下がりましたが、送配電事業は、競争がないので託送料金はそんなに下がってないです。東京電力PGは、他エリアの一般送配電事業者に比べて、託送料金は安くないです。AIで「託送コストの低減」を実現したのなら、ちゃんと託送料金に反映してくださいね。