スーダン前大統領、サウジ皇太子から26億円受領認める
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日本ではほとんど関心を持たれていないスーダンですが、同国では今年4月11日に30年以上長期独裁政権を続けていたバシル政権がクーデターで崩壊。
現在は軍部による暫定政権が政権を握っていますが、民主化を求める民衆との間で現在も混乱が続いています。
さて、スーダンとサウジアラビアとの関係ですが、とてつもなく大雑把な言葉を使うと、ズバリ傭兵です。
サウジアラビアをはじめとするアラブ連合軍は、2015年にイエメン内戦に介入し泥沼の戦いを続けていますが、サウジアラビアやUAEは戦死者が出ることを嫌い、一貫して地上軍を投入せず空爆に頼っています。
では地上戦という汚れ仕事は誰がやっているかというと、スーダンなのです。
スーダンはアラブ連合軍最大の1万5000から2万の地上兵力(しかも正規軍ではなく非正規の徴募兵)をイエメンに派遣しており、その見返りとして公式にサウジとUAEから30億ドル以上の支援金を受け取っています。
スーダンなしにはイエメンにおけるアラブ連合軍は戦いを続けることが難しくなるのは必定で、サウジはバシル政権を金で飼っていたとさえ言われます。
そうした背景を考えると、イエメン内戦を指揮するムハンマド皇太子から、バシル一族が私的に資金を受け取っていたことはなんら驚くべきことではありません。大山プロの記述の通りでしょう。長く紛争地域を抱えていたりする国は多くの傭兵の候補地でもありますね。いい悪いは👎別として少年時代から人の生き死にを目前で見たものはその感覚が希薄になります。歴史的に見てもスペイン:ポルトガルが日本に侵略でしなかったのは戦国時代を経て当時の日本人が戦闘に長けていたからでもあります。秀吉時代に東南アジア一帯に日本人傭兵が鉄砲と共に沢山出て行きました。そんな背景を見ながら?考える記事ですね。