誤差5センチ以下、自動運転社会を支える高精度地図「DeepMap」とは
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注目のコメント
二次元ではなく三次元の地図。
道路は毎回走る車が違うし、周辺のヒトやモノも変わる。それを何回も重ね合わせることで正確な三次元の地図を作っているのだと思う。
ただ二次元の地図でも、道路が変わったりすると、地図上は「道なき道」を通っていたりする(最近は少ないが)。自動運転になったときに、そこのアップデート頻度と精度がキー。社会実装という点では、道路許可はそれがデータ化されることまでを含んでいくようになりそう。地図造りのセオリーを覆す取り組み
◆高精度な地図
・DeepMapは地図精度を誤差5センチ以内、測位精度を誤差10センチ以内に収めている。一般的な地図製品では平均して20センチほどの誤差が出るという
◆廉価に測定
・多くの企業が高額設備を導入して対応しているのに対し、DeepMapでは廉価なセンサーを数多く組み合わせて多面的な点群データを収集し、ICP(反復最近接点)アルゴリズムを活用してこれらのデータをマッチングさせる手法を採っている
・地図データ収集用の専用車を持たず、顧客の所有車両やレンタカーを用いている。タクシー会社やバス会社、ゴミ収集業者などと提携し、彼らの業務用車両上部に機器を設置することでデータ収集を代行してもらう自動運転は、ざっくりロボット型ネットワーク型の二種類が存在するとの話を取材先で聞いたことがあります。どうようにカーナビのような地図と、ここでの学習用地図で両輪で発展しているんですね。中国が更に一歩先行くのかどうかも気になります