香港 きょう授業ボイコットやスト呼びかけ 事態の収束見通せず
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大陸居住者なのでコメントするのが怖いのだが、この国のしたたかさを別の角度からお伝えしたい。
日本では話題になっていないようだが、実は先月8 月 9 日に驚くべき記事が報道された。これは、共産党中央と国務院による通達「深圳における中国の特色ある国家戦略区建設の支持に関する意見」が出されたのだ。
中国語なので読めないかもしれないが、グーグル翻訳でもそれなりに意図は汲めるので試して欲しい。
以下、中国共産党新聞リンク
http://cpc.people.com.cn/BIG5/n1/2019/0819/c419242-31302075.html
要旨としては、深センをグレートベイエリアの中核として国家戦略都市としと位置づけ、深セン特区は、一国2制度を香港から深圳に移す立法権を保有することになるというものである。
全部のコメントはできないが、関係しそうなものとしては、香港と同様の国際金融センターを設立し、中国元の国際化と特区としてシンガポールなどのような金融ハブ機能を持たせる。
そして、ここからが更に肝なのであるが、香港とマカオの住民が、深圳の学校に進学するためなどで深センエリアに家を購入した場合、大陸居民証を発行する。
更に近隣を深圳に組み入れ、大陸側に香港とマカオで組したい香港在住の人の居住地を確保してあげる・・・というものである。
法支配政策を保護強化する。さまざまな改革政策および措置により、現行法の調整を伴う場合、法的手続きに従って国民党大会またはその常任委員会に関連する提案を提出し、承認または決定後に実施される。逆に言うと全て、法的手続きに従って国務院による許可または決定の後に実施されなければならないのであるが。
もう、ここまで読めば賢明な諸氏は私が何を言いたいかわかりますよね。
こんな大事なニュース、何で大きくとりあげられないのか、中国語が読めないから・・・ではなく、そのためにマスコミが居るんでしょうが。
私は不思議でならないんだけど。。。
注目のコメント
安保やベトナム戦争と絡んで学生運動が燃え上がり、大学は授業ボイコットとストライキ、街には火炎瓶、といった光景が日常だった私の学生時代を思い出しました。運動に参加した一般市民や学生は純粋な使命感に揺り動かされていたのですが、それを率いたべ平連その他の幹部がソ連や北朝鮮の援助を受けていたというのもまた事実であるようです。あまりに過激になった運動は警察の取り締まり許し、国民の離反を招いて次第に衰えて行きました。
嫌でも応でも20数年後に中国化せざるをえない香港の、それも、その時まだ壮年である今の若者の心中はいかばかりかと察します。それだけに、かつて駐在して思い入れもある香港の運動が、当時の日本と同じ軌跡を辿らないよう念じたい・・・ (・。・;台湾、香港の一連のデモとSEALDsのデモは本質的に異なりますね。
台湾、香港のデモは民主主義の精神を守りたい市民、学生たちによる中国共産主義体制との戦い。自分たちの将来を賭けているので半ば命がけ。
特に香港は1997年に香港がイギリスから返還されたときに「香港返還後50年間政治体制を変更しないことを確約した(一国二制度)」なので、約束が違う!ということでデモが収まらない。高度な自治権が保障されていたはずが、そうじゃ無くなってきた。
台湾、香港にとどまらず。チベット、ウイグル、モンゴルなど、中国本土に取り込まれた自治区でもいろいろと火種、問題を抱えているのは周知の通りです。
一方で、SEALDsは人権や表現の自由を憲法によって守られた安保法制反対の活動であり、共産党や左派の人たちに担がれた感がある。一過性のブームで終わった。いま誰も話題にしなくなりました。
(参考)SEALDsと東アジア若者デモってなんだ! (イースト新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4781650627/ref=cm_sw_r_cp_api_i_HLfBDbAV7N534恐らく,デモ側には,思想や思惑を異にする様々な派閥が有り,参加する人も政治的な動機からの人,悪ノリなフーリガン的な人,多様に居るのが現場の状況かと.
そこから自分のポジションに沿う人と場面を切り出して,それだけが真実で有ると主張する事は,他国の人間が取る誠実な態度では無いと思います.