生体データを送信する「バンドエイド型センサー」が実現間近
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Stanfordの発表によると、紹介されているセンサーによって心拍や呼吸数、体温を感知するとのことです。また、皮膚表面に貼付すれば、酸素濃度も検出できることは明白ですので、いわゆるバイタルサインが全てモニタリングできるということになります。
加えて、発汗量の測定により、ストレス値を推定するということにも挑戦されているようです。また同様の別デバイスからの報告になりますが、汗に分泌される乳酸の値を測定して、筋肉の疲労を推定するというようなことも試みられているようです。
汗に分泌される物質の測定値というのは、ほとんどが標準化されていませんので、医療への応用という点ではもうひと超え必要ですが、近い将来、同様のセンサーを用いて、血糖値や電解質(ナトリウムやカリウムといったミネラルバランス)が連続測定できるようになると、患者さんの負担はぐんと減ることにつながると思います。「Stickable」ですね!
「Wearable」は、余計なものを身につけるので、必ずしも万人向けではない。
しかし、バンドエイドのように貼るのであれば、違和感なく使えますね。今後の進化が楽しみです。