「質の高いインフラ」で協力 アフリカ開発会議が閉幕
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これはもう周知の事実ですが中国が躊躇なく投資を出来るのには内政不干渉主義を貫いている節があるからです。欧米諸国が内政の不安定を理由に投資をしない(人道重視)のために中国からの投資が伸びています。日本としてのプレゼンスを高めるためには確かに投資は重要ですが日本として出来ることを粛々と見極め実行する必要があります。そのためには民間投資による参入は不可欠で、日本企業がアフリカにおいて安心してビジネス展開できるようにアフリカ、日本双方で障壁を取り除く努力をするべきだと思います。
注目のコメント
アフリカ諸国が経済的に発展しない原因は:
・欧米諸国によって、言語分布も民族分布も宗教分布も無視した線引きによる植民地化が行われ、その線引きのまま独立した国が多いので、今でも国内対立が絶えず、政治的に安定しない。
・高度経済成長期、ヨーロッパ諸国がアフリカから多くの移民労働者を受け入れたため、その祖国への送金で一時的に潤ったが、若い労働力が流出し、自国の産業を発展させる機会を失った。
・アフリカは食料が高いので、安い労働力の供給場になっていない。
つまり、話は簡単ではなく、ただ投資をすれば発展するという状況ではないのである。カネだけでは解決しない。アフリカに対する日本の独自性を発揮できるか注目しています。単に金銭投資だけでなく、現地で持続的な経済や産業が発展するセットアップがポイントになると思っています。カギは教育とモバイル。私が取締役を務めるキャスタリアも、すでにインターンを受け入れ、取り組みを始めました。
現場で事業を行う者として言えるのは、同大陸に欠けているのは、i)ファイナンス & ii) 人 です。
良い農作物を作っても加工無しで輸出されたり(工場不足)、融資する原資が不足していたり。これに加えて、それらの資金をしっかりと使い事業を運営できる人材不足が大きな問題だと考えます。というわけで再掲ですが我々Degasも頑張ります。先ずはガーナ!
『日本の新興商社 西アフリカ・ガーナに農業支援30億円 現地雇用5000人雇用へ』
https://www.sankei.com/economy/news/190830/ecn1908300040-n1.html