数年で年商400億円規模の急成⻑例もーーFABRIC TOKYOの森氏、D2Cスタートアップのノウハウをまとめた資料を公開
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注目のコメント
smartHRさんの人事組織公開もそうですが、しっかりと読みごたえのある情報をオープンにするというPR手法は有効だし、知見をシェアして業界を盛り上げるという意味でも素敵な取り組みですね。内容も色々な事例もあり面白かったです
日本の現状は年商一桁億円がほどんどのようですが、そんな中で「今は、D2C(DNVB)ってのが流行ってるんでしょう?じゃ、ウチでもやろうよ!」そんな既存アパレル経営者の声が方々で上がっていると聞きます。規模の現状よりも、本質を知らずしてなんと危険なことでしょう。ECエバンジェリストとして、私自身もD2C(DNVB)ブランドの解説をする機会が増えてきましたが、このFABRIC TOKYO森 雄一郎さんの資料があれば、イチイチ解説する必要がなくなります(笑)本当に神資料です!
D2Cが進んでいる米国では、D2C専門エージェンシー、D2C専門のセレクトストア(SHOWFIELDSなど)、D2Cホールディングスが登場していて、「その先」を想像させていただきました。ここにはあまり特に書かれていませんが、アメリカでD2Cが急成長した理由は様々ありますが、自分は女性VC、女性起業家の影響がすごく大きいと思っています。
今現在、注目を浴びている企業はだいたい2014年以降の創業が多いですが、2014年にFemale Founders Fundが初の女性VCとして設立され、2016年にはミレニアル世代初の女性VCとして24歳と26歳の女性がSoGal Venturesを設立しました。
他にもHalogen VenturesやBBG Venturesなどの女性創業のVCがあるのですが、ほとんど消費財(CPG)領域を中心に投資しています。
また、3億6000万のファンドを女性が中心に率いているForerunner Venturesも消費財をメインに投資しています。
それによって女性起業家をサポートする環境ができています。
起業家で言うと、ユニコーン企業のGlossier,Rent The Runway,Away,TheRealRealなどが女性創業による消費財スタートアップで、現在D2Cとして注目されているスタートアップに女性起業家が数多くいます。
なので、昨今SNS上でアメリカでD2Cは盛り上がってる=日本でも盛り上がってるみたいな捉え方は間違っていると思います。
(実際にアメリカでも結構潰れているのもあるようです。)
めちゃくちゃ宣伝になりますが、下記記事は性差による資金調達の格差、SoGal Ventures、Female Founders Fundの投資先についてまとめています。
Female Founders Fundに関しては、おそらく日本語の記事は初めてだと思います。
一部有料にしていますが、興味のある方はぜひ!
https://note.mu/h_ryoryo/n/n11a7c2ffdc7e
https://note.mu/h_ryoryo/n/n486d8548dec8