アマゾン、インドネシア配車のゴジェックと提携協議
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インドネシアに殴りこんだ、同窓でド競合のGRABとの戦いを踏まえての、GoJekの行動。
これがうまく行けば、さらに優位に立てますが、このリーク報道で、GoJekは、妥協が大きくなる可能性が増えましたね配車、と書くから分からなくなる。アリペイ、ウイーチャットと同じと考えてください。いわゆるスーパーアプリ、出前もEコマースも宅配便もホテルや飛行機の予約もそこでやる、それがインドネシアのGojekやGrab含めた、全アジアのスタンダードです。
ちなみに日本でメルカリやペイペイが狙っているのもそれです。もう日本は中国にコピーされるのではなく、中国をコピーしています。
つまり、テンセントが中国2位のEコマースであるJDと資本業務提携してウィーチャットからEコマース導線を貼っているのと同じことを、Amazonは東南アジア最大マーケットのインドネシアにおいて、Grabと接戦して生活者シェア大手アプリのGojekと検討している、という話です。GoJekにAmazonが投資をするとなると、Grab / Uber / ソフトバンク(・トヨタ)との競争がより鮮明になる。GrabはUberから東南アジア事業を2018年に買収、その対価としてUberはGrabの株を27.5%保有(①)。
そして、ソフトバンクはGrabにもUberにも投資し、トヨタもGrabに投資(②)、ソフトバンクとも連携を深めている状態。広義では、さらにUber・ソフトバンクも投資しているDiDiにもトヨタは今年投資(③、そこでコメントしたが個人的には次にOlaではないかと思う)。
一方でGoJekには楽天が投資。楽天はLyftにも投資していて、対Uber陣営に投資をしている状況。対Uber軸で合従連衡が起こったり、そこに楽天だけでなくAmazonも絡んでくるだろうか?
ただ、あくまでAmazonは物流という観点でのGoJekへの投資(配車アプリだけでなく物流的側面もある)だと思い、ほかの配車アプリはそこまでにはなっていないという点ではGoJek特有のポジショニングが背景にはあると思う。
①https://newspicks.com/news/2914536
②https://newspicks.com/news/3097216
③https://newspicks.com/news/3931678