持続可能な社会への挑戦。 9月5日は「クリーン・コール・デー」
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採掘過程の発生する社会的・自然環境的問題などは依然あるが、新しい技術で環境汚染・温室効果ガスの抑制技術を発展させていく段階も必要。
これらに加え原発・再生可能エネルギーなども含めて〇〇発電由来電気を使用するという選択性が生まれると良い。
注目のコメント
私も前職で、海外の数千億円の石炭(主に原料炭)採掘プロジェクトのPMしていましたが、ある朝ふと「石炭を必要としている誰かの役には立っているが、長い人類史で見たら軽く犯罪レベルのことしているのかも。」と気付いて、その日のうちに日本の人事に電話して退職手続きを始めました。
確かに石炭の方が今のところ経済効率が高く、従ってそれを採掘したり流したりして莫大な利益を得られる。その泡銭があるから「クリーンコールデー実行委員会」というなんの役にも立たない既得権益の塊を発足する余裕があるのだろう。
日本はいつまでこういう人たちに経済の実権を握らせるのか。ビジネスの力でリプレイスしていく自信はあるが、霞ヶ関には日経225のようなゾンビ企業候補を守ることが使命だと勘違いしているエリートが多く、往々にして保護される。
ロックフェラー財団でさえ化石燃料への投資を辞めたし、国際会議では各国か、名指しで日本が批判されていることが、日本では報道されない。
国際情勢や為替、株価、社会のニュースよりも大切なことが、マスには届かないのである。(届いたとしても興味が無いからなのだが。。。)脱炭素化のトレンドとともにすっかり悪者にされてしまった石炭。「石炭が地球を救う」「石炭でSDGsに貢献」など逆説的にさえ聞こえます。
なるほど、IGCC、IGFCの効率は60%HHVに近いガス火力の1700℃級MACCには見劣りはするものの、大きな遜色はないと言えそうです。しかし、石炭燃焼技術同士のCO2の比較しか載せておらず、ガス火力との原単位の比較がないということは、結果は想像できます。
20ウン年前の大学時代は石炭前処理の研究で卒論を書きましたが、当時は、「石油30年」「天然ガス100年」「石炭は400年」と言われていたので、こんなに早く石炭利用の制約が来るとはまったく考えられませんでした。