宇宙から見たアマゾンの森林火災が衝撃的すぎる…
コメント
注目のコメント
あれ!?アマゾン川周辺は燃えてませんね。ブラジルの地理を勉強してないのか?
なお、この記事の写真の元データはこれ。
https://earthobservatory.nasa.gov/global-maps/MOD14A1_M_FIRE
2000年以降の火事の衛星画像の連続写真がありますので見てみて下さい。毎年同じところが燃えてるでしょう?
燃えているのはセラード地帯から南東部温帯地帯に広がる牧場地帯。牧場は実はブラジルの農地面積の4分の3を占めます。
乾季(7月以降)のうちに火を放って枯れ草燃やして新芽を出させる準備をします。時折、延焼して制御できなくなりますので毎年こういう事例がニュースになってます。でも10月になると雨が降り、火事は止まります。そして新芽が出て翌年もそこで牛が草を喰むってわけです。
上記の衛星画像を連続してみると毎年同じ場所が点いたり消えたりしているように見えるのはそのためです。
ただ個人的に、こういう昔からのやり方では温暖化に悪影響与えるので、火を放たなくても済むよう、何らかの技術やノウハウが開発され、牧場主達に浸透すればと思っています。
延焼食い止めるための消火ドローンってまだ無いようですね。日本のスタートアップが何か出来そうな気がするのですが・・・
なお、熱帯雨林で火事が止まらなくなるケースも多いです。違法伐採業者の仕業。専門家によると、売れそうな木を切って森林がスカスカになり、風通しが良くなって森林が乾燥してしまう。荒地になったところでその後の侵入者が火を放って残りの木を焼き払い、そのあと大豆などで土壌変えて高く売るということです。
この辺の取り締まりはボルソナロ大統領も元々厳しくすると言ってましたが・・・彼の感情に任せたエキセントリックな言動のせいで農業面でライバルのフランスやメディアにいいようにやられて・・大統領の行動としてはいかがなものか思ってしまいます。
ファクトフルネス!アマゾンよりアンゴラやコンゴの森林火災の方が大変という
Brazil is actually third in the world in wildfires over the last 48 hours https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-08-23/more-fires-now-burning-in-angola-congo-than-amazon-mapsニューヨークタイムズの記事では、火災は大部分がすでに農地化されている土地の生産準備のための意図的な放火で、新たに燃えている森が多い訳ではないということのようですが、何が本当かわからないですね。。
https://www.nytimes.com/interactive/2019/08/24/world/americas/amazon-rain-forest-fire-maps.html