日本郵便「社員が社長にぶつけた不満」の全記録
東洋経済オンライン
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コメント
注目のコメント
>横山社長「現場に行きます。約束しますよ」
>郵便局員「そう言って誰も来ないじゃないか。本当はこの会だって、現場の局員が本社に集まるのではなくて、本社の人間が現場に来るのが筋ではないか」
>横山社長「この人たち(=本社の人間)はつねに現場に行っています」
>郵便局員「来ていません」
>横山社長「それは(君が)知らないだけじゃないの?」
全ての会話が噛み合ってないけど、特にここは酷い。私が従業員なら、この会話を聞いた瞬間に辞めます。
経営陣は、今の状況を考えたら従業員が言っていることはまずは信じて、逆に幹部に対して問い質すべきなのに、従業員を疑うような発言をするなんて、今の状況下では有り得ない。これが事実なら社員と社長の会話が全く噛み合っていない様子。これぞ昭和の営業スタイルといった感じが生々しいですね。
なかなか難しそうですね…。横山社長を一概に責めるのも、酷な気がします。
そもそもの根本的な問題として、全国津々浦々にユニバーサルサービスを提供する郵便事業を、民営化していびつなかたちで上場企業にしたところに矛盾があるように思います。
郵便事業は絶対的に儲からないんだから。それを無理やり銀行と保険で利益をかさ上げしなければならない。だから、無理な営業をする。この記事にあるように、一日5人しか客がこない局がある。普通の金融機関だったら、そんな地域はとっくに撤退している。そこでもノルマがあるから、無理やり売り付けるしかない。
ゆうちょとかんぽは民営で、ユニバーサルな郵便事業は公営のままでも良かったかも知れない。そうでもしないと、根本的な問題は解決しようにないと思いますね。