ゴーン氏、販売代理店への資金でハイテク企業投資
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シリコンバレーへの投資には驚きました。日本の検察の射程に入っていたかどうかはわかりませんが、立件できるだけまで捜査はできていなかったはずです。特捜検察といえども国際捜査は苦手です。その点、世界のメディア、WSJの調査力はさすがです。この新事実をもとに公判が始まってからの再逮捕や追起訴はないでしょうが、ゴーン事件の底深さを思い知らせてくれる記事です。ゴーン氏は「無実」を主張していますが、それとは別に日産やルノーにお金を払い事業を支えてきた世界中のパートナーや消費者にきちんとした説明をしてほしいと思います。いったい何をやろうとしていたのかと。
シリコンバレーへの投資、とあるがその代表投資銘柄として名が挙がっているのがシンガポールのライドシェアで東南アジア最大のスタートアップ、Grab.
投資を行ったとされる2017年末にはGrabは既に4ビリオンの時価総額で2Bを調達しており、ここにある2ミリオンの投資が本当であればその1/100程度、インベストメントバンク経由のプレイスメント等の方法だったと想像され、Grab側は気にも留めなかったのでは。
記事にある全体の運用額としても10M、10億円強、これは昨今のスタートアップファンディング環境では小さい額にて、スタートアップ側に対する影響はゼロに等しい。
逆に言えばGrabのようなユニコーンや優良銘柄にそう簡単に入れる額ではないのでその水先案内人が主要人物となるが、それがJoe Lonsdaleだったと、本当であればそれが本記事の一番の驚き。
米VCフォーメーション8の創業者で、あのパランティアの創業メンバーの1人とされる人物。