24時間365日いつでもどこでも…今の子どもたちが直面する“ネットいじめ”
コメント
注目のコメント
情報リテラシーはあまり関係ないも思います。どんなにいじめは悪いことだ、と唱えてもいじめはなくならないです。
特に小学生のいじめとは異なり、中学生にもなれば、悪いことだ、相手が傷つくことだとわかっていてやっていますから。
いじめられる側がスマホを手放すのが一番ですが、いじめられる方も、どうしても気になって見てしまいます。
あと、ラインはすぐ消去できるし、ツイッターは非公開にできるし、親など周りの大人も把握しにくいです。
他人と関わる場を学校以外に作り、自分が認められる場を学校以外に持つことは本当に大事だと思います。こんなことを言ってしまうと怒られそうですが,スマホが,子ども達にとって,お酒やタバコと同等かそれ以上に有害なツールになってしまっている感じもします。(いじめの問題だけでなく,依存症の問題も含めて)
全国都道府県教育長協議会総合部会が,
「諸外国におけるいじめ問題への対応 ― 市民性の育成を中心に ―」
というレポートを出しているのですが,その中に,ノルウェー,イギリス,オーストラリアにおけるネットいじめの現状も触れられています(※)。
※ http://www.kyoi-ren.gr.jp/_userdata/pdf/report/270126_sougoubukai_houkoku.pdf
(以下,上記レポートからの引用)
>しかし、この4~5年でネットいじめは、急速に増加している。(ノルウェー)
>イギリスでは12~15歳までの34%が「ネットいじめに遭った経験が
ある」と答えた調査もあ(る)。
>ソーシャルメディアが発達しているオーストラリアにおいても、ネット上
のいじめが深刻化している。
上記レポートでは各国の取り組みも紹介されていますが,残念ながら,拝読する限り,どの国も「根絶や大幅減」に繋がると思えるような施策を打ち出せているとは言い難いです。
比較的行動範囲が広がってくる高校以降はともかく,中学生に「外の世界に目を向けて」といっても,有効な策だと思う一方でなかなか難しい部分もあると感じます。
やや強権的な提案になりますが,個人的には,義務教育終了時点までは,電話・メール以外の機能を大幅に制限した機種しか使用させないことを,保護者と学校がスクラムを組んで徹底させるしかないように思います。たとえいじめにあっている子がスマホを手放したとしても、それ以外の子がスマホの中やSNSの間でいじめを助長する会話を行なっていれば実生活上で影響が出てくると思います。
もし徹底的にやるのであれば、子どもの使えるアプリを親も学校も管理するべきです。
スマホは便利です。
位置情報の把握や家族との連絡手段など、子どもの安全確保のためにとても有用性の高いものですが、便利な反面、規制が必要です。LINEの友達やtwitterのフォロワーについて親や学校が管理をして、ある程度SNSの危険性などを道徳や学活などで指導すべきでしょう。家庭教育学級でもよい。
いじめはなくならないかもしれませんが、予防する手立てはあると思います。