ディズニー、動画配信で割安契約 競争前に囲い込み
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ディズニーの定額サービス、3年契約にするとなんと月額4ドル(笑) 馬鹿げた安さ!通常でも7ドル。この金額だとここでしか観れない良質なコンテンツがあればユーザーは複数契約する。ので、単純にゼロサムではない。けど、ディズニーは強い!
ディズニー作品の特徴は、Netflixやamazon primeのそれとは異なり、愛情や友情、平和をテーマにしたものであり、瞬間的な売上を上げるのではなく、細く長く普遍的なテーマを掘り下げていくモデル。
だから、無いと困るものではないけれど、あると嬉しいという立ち位置を確立する必要性が高い。当然、月々の支払いは低額だが、わざわざ解約する必要が低いビジネスモデルが有効でしょう。
動画配信チャネル専用の作品を多数開発しなくていいのも特徴。映画コンテンツと専用チャネルオリジナルコンテンツをうまくミックスして広く浅くビジネスを続けることが理想的でしょう。世界中の幅広い世代に支持される豊富で強力なコンテンツプラットフォーマーとしての強みを生かして、サブスクリプション型のネットワークプラットフォーマー的なビジネスモデルで満を持して市場参入。
まとめるとこんな感じ?
ディズニーの魅力はいまや子供向けのアニメだけでなく、一般の映画やドラマまで幅広い点。子供向けの教育コンテンツも人気がある。
Netflixみたいに動画配信専用のオリジナルコンテンツを作れば他との差別化と集客につながる。
加えてキャラクターのIPもたくさん握っているので、せっせとオンラインの物販にも誘導するのでしょう。
まともにやったら負けるわけがない、というかライバル不在な感じです。
唯一、Netflixが価格やコンテンツ面でどう対抗してくるか?
Amazonはちょっと立ち位置が違う。Ecommerce利用のおまけ的な感じ。
ディズニーが3年縛りという携帯キャリア的な月額低価格の料金体系を用意するのも、ブランド力、コンテンツ力に自信があるからでしょう。値段安いし、常に家族の誰かが利用してくれれば、途中で解約されるリスクも少ないと。
海外展開するにはローカライズ(翻訳)の費用と手間の問題があるので、当面は英語圏メインでしょう。
日本の場合、Dlifeは放送免許取得時に総務省から番組の無償化と放送用字幕付与の足かせを課せられてしまったのでそのあたりの悩ましい調整が必要かと。
他にもBSのディズニー系の有料チャンネルとのカニばりも想定されるし。