7月の消費者物価0.6%上昇 伸び率変わらず
コメント
注目のコメント
常識的な立場からリスクを指摘する声が強かったにも拘わらず、「異次元の金融緩和」の中で、強い表現で明示的に2%を継続的に上回ることをコミットしたツケが回って来ましたね・・・ 金融緩和の余地が狭まるなか、政府の月例経済報告等関係閣僚会議資料にしつこく「日本銀行には、経済・物価情勢を踏まえつつ、2%の物価安定目標を実現することを期待する」と書き込まれ、実情に合わせ静かに2%を離れようとしても、政府と市場が許さない。目標を降ろした途端、急激な円高をもって両者から袋叩きにされるでしょう、たぶん。金融政策には慎重さが必要だ、というかつての教訓をあらためて思い出す・・・ ( 一一)
原油が下がってますからそうなるでしょう。
なお、どうせ無理だからインフレ目標取り下げるべきとの意見もありますが、そんなことしたら円高で大変なことになりますので、建前でもインフレ目標2%は維持すべきと日銀は考えているでしょう。物価、なかなか日銀の思った通りには上がりませんね。
労働力不足なのだから、賃金が上がって物価が上がるのが自然なのですが。
バブル崩壊後の長期低迷期に、過当競争体質と値上げ恐怖症が染み付きすぎたのでしょうね。
まあ、数年以内には日銀目標が達成されるだろうと思っていますが・・・