近未来の渋滞、AIはどこまで予測できるか
コメント
注目のコメント
どこまでの情報をAIに入力できるかだと思います。
高速道路が対象ということですが、
・たまにしか運転しない人が増える大型連休などは渋滞しやすいが、それを考慮できるか
・予測不能な交通事故や落下物による渋滞はどうするのか
(むしろ、渋滞解消までにかかる時間の予測をしてくれたほうが嬉しい)
など、考慮すべき点は様々。渋滞する状況をAIで予測する。
問題はこの予測情報を元にどう対策するか。
現状の車のナビやスマホに通知したところでインフォメーションにしかならないです。
その情報を元に車の進路を変えさせなければ根本的な課題解決にはならないでしょう。
この先の未来、AIが予測した情報を元に到着時間や経由地を判断して自動運転する車が登場する事でこれらの課題は解決できると思われますが、まだ先の話でしょうか。
信号の制御などに連動すれば車自体を変えなくてもある程度までは解決できそうです。渋滞って要は、
とある時点において、道路を通過可能な台数を、通過しようとする台数が上回る事で起きるんですよね。
60km/hで走行する車がいて、その車のうしろに65km/hで走行する車が50台いたとする時に、
65km/hで走行する車が、60km/hで走行する車に近づいた為、
時速を落としました。
65km/h->59km/hになりました。
そのまたうしろの車も速度を落として65km/h->58km/hになりました。
前の車より1km/h速度を落とすのを50台が繰り返すと
最後の車は10km/hではしる。
その頃には長い渋滞の完成。
ただ、その間、
極端な話、50台目のうしろから1台も来なければ、渋滞はすぐに解消される。
ので、ナビを持っててうしろに付かなければ、解決する。
それを狙ってるわけですね。
実際はこんな単純ではなくて、
信号や急停止や急減速、
流量の問題などで、比べ物にならないくらい複雑。
そもそも渋滞なくすには、全ての道路と車が連動して、適切な速度と進路を管理する必要がありますね。
流れの中で、ちょっとでも速度を落とす車があると、自然渋滞が必ず発生するので。