15分前→20分前に!JALとANA、検査場締め切り5分繰り上げ
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羽田の構造は、特にANAが使う第2ターミナルは保安検査からゲートまでの距離が遠く、こうした構造上の理由で20分前まで繰り上げたことが一つの前例になっています。スカイマークが20分前なのも、第1ターミナルの北側の端の方なので20分前としているのでしょう。しかしJALは第1ターミナルで真ん中よりのゲートを伊丹や福岡などの幹線で使っていることが多く、さらにeチケットにも慣れた層がぽんと乗りやすいように15分前としていたと記憶しています。
おそらく、20分前にしているANAなど他社の定時出発率の成績が良いのでしょうし、さらに慢性的に保安検査場が混雑しており、出発間際の便のための優先レーンも混雑しやすくなってきているのではないでしょうか。そのため、JALも20分前で揃えることとし、さらにターミナルが狭くすぐにゲートに行ける地方空港でも20分前と統一することで、とにかく定時出発率を高くしようと考えているのでしょう。
また、皆さんおっしゃるようにいざドアが閉まっても離陸までが順番待ちなどしていると、渋滞防止のために管制がゲートから出発させないといった状況も昨今増えています。それを解消するために最近は出発時刻直前になってはじめて管制官に連絡するのではなく、出発できそうな時間の15分程度前にいったん連絡するといった手順を踏むようになっています。15分前にめどをつけるには、その前に少なくとも搭乗予定のお客様の人数は決定しておかなければなりません。そのために締め切り時刻を早めたと考えることもできます。
LCCの普及で、早い締め切り時刻に対しての抵抗感が小さくなってきたことも背景でありましょう。
お客様にはご不便をおかけしますが、定時出発はほぼ定時到着とイコールです。定時到着こそお客様の望まれることと思いますので、ぜひご協力を頂ければ幸いです。定時運行を妨げるのはセキュリティゲートを通ったあとギリギリまでお土産を買う人がいて搭乗開始しているのに搭乗口に来ないから、と関係者から伺ったことがありますが検査場締め切り5分繰り上げでどれくらいの効果が出るか、興味深いです。
渋谷 順さん、スカイマークご利用いただきありがとうございます。スカイマークは、1に安全、2に定時運航を目指しています。2年連続 定時運航率日本一、これからも続けていきますので、よろしくお願い致します。