12.9型iPad ProとSurface Pro 6、「キーボードも使えるタブレット」としてはどちらが優秀?
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2016年のiPad Pro 9.7インチを使ってきて、2018年モデルで12.9インチに乗り換えました。iOS 13のベータ版をテストしていますが、ブラウザがデスクトップと同等になったため、もうMacを持ち歩くことは無くなりました。キーボードも仕事に支障なく高速にタイピングできている、ということです。
Surfaceシリーズは当初から、Windowsや「PC」の概念を大きくアップデートするデバイス、ハードウェアとして秀逸です。
個人的にも登場してから長らく活用してきました。現在はより小型で低価格のSurface Goを、「日本の」金融機関向け端末として利用しています。キーボードの出来もiPad向けのものより良い、と思います。
しかしタブレット体験で比較すると、もともとキーボードとマウスで操作するソフトウェアであるWindowsが足を引っ張っています。
確かにタッチパネルでの操作もできますが、Surface Goの場合、ボタン類が小さすぎて指で押すにはストレスがあります。結局キーボード部分についているトラックパッドを使ったほうがよく、だったらタッチ操作ができるタブレットでなくても良いわけです。
一方iPad ProはOSからしてタッチ操作が前提となっているため、指での操作にストレスはありません。そこにタイピングを円滑にするためのキーボードが追加された製品、というアプローチであることから、使い勝手に納得感があります。
OSに関しては「慣れ」と「ソフトウェア資産」という大きなハードルがありますが、純粋にタブレットコンピュータ体験で比較すると、Surfaceに軍配を上げることは難しい、というのが個人的な結論です。iPadをWindows PCであるSurface Proと比べるのは無理があると思う。iPadをPCと同じように使おうと思ったら不便なことこの上ない。でもだからと言ってiPadが劣っている訳ではなく、使い方をうまく考えればこれ1台で大抵の仕事を、Windows以上に軽快にこなせる。iPadを本当に活用しようと思ったら、仕事のやり方自体をリエンジニアリングする必要がある。
iPadはあくまでiPadの道を進み、変にPCにすり寄らずにユニークなユーザー体験を提供し続けて欲しい。iPad Pro とSurface Proは似て非なるもの。でも、会社PCとiPad Pro の二台持ちは重いので、早くVDIになって好きなデバイス使わせてくれたら一本化できるのに、って思ってます。会社の仕組みがWindowsベースならWindows一択。
プライベートでは、iPad Proがショルダーのミニバッグに入るので、ノートPC持ち歩かなくなったなー、という印象。
iPad OSの完成度(特に日本語入力周り)に期待してます。