スーパーで「特売日」がなくなり「毎日安売り」が増えている理由
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ちょうど昨日同じ話題でした。お盆チラシの反響率・CPO共に非常に良い結果でしたが、そもそもの新聞発行部数が前年比で1割近く減少。増益ではありましたが、全体の販促としてチラシの役割を見直し、基本は年二回くらいの強販促の時により絞って行く結論になりました。
うちの近所にココカラファインと西友が並んでるのですが、特売日(ポイント5倍デー)を設けてるのはココカラファインで、西友は毎日安売り。価格も西友の方が確実に安い。客の入りも西友が圧倒してます。西友はSuicaが使えないのが難点ですが。
小売の世界は変化が激しいですね。今はドラッグストアが強くてもこのままそれが続くとは思えません。これは興味深い話。
日本ではチラシを目の皿のようにして比べて、1円でも安い卵を買いに、自転車で遠くのスーパーに買いに行くのが良い主婦だ、みたいな番組を昔やってた記憶がありますが。
ようやくそういう時代も終わりつつあるんですかね。
エブリデーロープライスの強みについてはグロービスに通ってた時にウォルマートを素材に議論した記憶がありますが、なんだかんだあれから20年経っても日本は特売、バーゲン文化がまだまだ根強い印象があります。
でも論理的に考えると、特売やバーゲンに頼れば頼るほど、お客さんは特売でしか買わなくなるから、利益がどんどん悪くなるはずなんですよね。
日本は売上至上主義の会社が多い印象なので、全員が特売をやめない限り、エブリデーロープライス戦略は意外に機能しないのかなとか思ってましたが、ウォルマートが入った西友よりもドラッグストアがエブリデーロープライス戦略の旗手になってるというのは確かに納得。
セブンプレミアムのような特売をしないプライベート商品の影響も大きい気はしてきます。