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賢者に学ぶ、数字の裏に隠されたファイナンスの哲学―注目を集める「新しい教養」

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    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    貨幣という紙に対する信用のみならず、ファイナンスは時間や空間を超えて信用をテレポートさせることができます。

    何故、発展途上国の将来のプロジェクトに他国の金融機関が数百億ドルを貸し出せるのでしょうか?

    ファイナンスは色々な人の思惑がひしめく人間ドラマです


  • 株式会社ニューズピックス ブランドデザインチーム

    この記事に書いてあるお金の本質、とてもおもしろいです。原材料費だけで考えれば20円程度の一万円札は、なぜ一万円の価値を持って機能し得るのか。そこには信用という概念が関係しているそうです。その話とはずれるのですが、例えば広告ビジネスでも実態のあるモノを売っている訳ではないので、広告主は(広告を出すことで変化するであろう)未来を信用し、そこへ投資してる、というふうにも言えるのかな、と思ったりしました。


  • 何者でも構わない

    「貨幣の自己循環的な性質、貨幣は「貨幣として多くの人に使われている」という事実によってのみ貨幣として使われるとした経済学者・岩井克人氏の考察を紹介し、やがては世界的ベストセラー『21世紀の貨幣論』でエコノミストのフェリックス・マーティンが説いた理論へとたどり着く。その内容とは、貨幣の本質は「モノ」ではなく、「譲渡可能な信用という社会的な技術」である、というものだ。」

    「そして話は、冒頭で触れた一万円札へと立ち戻る。一万円相当の商品を売り渡し、「20円前後のモノ」に過ぎない一万円札を代金として受け取るとき。そこには「一万円札の価値への信用」と、「受けとった一万円札を自分も同様に使用することができるという流動性への信用」があるのだ、と――。」

    ーーーーー

    たぶん、ルーマン的なシステム理論を参考にしてるんじゃないですかね。つまり、貨幣を譲渡する信用コミュニケーションの連鎖が、経済を作っているのだという発想です。

    通貨発行は国の労働力による返済可能性を担保に行われますが、各所で行われる支払いそのものは、返済ではなくその支払い行為そのものに支えられています。
    実際のところ貨幣は、「借金返済の信用算定」と「支払い価値への信用コミュニケーション」両方の量の多さに支えられているわけです。どちらか一方だけでもだめで、相互作用があるからうまく機能するシステムです(「鶏が先か卵が先か」)。

    「借金返済の信用算定」について、借金の担保とされるのは労働力と資産なので、それらの量が多いほど信用度が上がるのが資本主義の仕組みです。資本と信用はほぼ同じ意味合いを持っていて、自己言及的に増殖します(「富める者はますます富み…」)。

    「支払い価値への信用コミュニケーション」について、支払いが可能な文脈が機能していれば支払い自体は成り立つので、Bitcoinのような暗号通貨も貨幣的な役割を担う可能性があります。ただ、支払い行為だけに支えられているものは、価値の安定性が極めて低いです。

    貨幣の価値を安定した交換機能に求めるなら、労働力および資産建ての借金が多くなければなりません。つまり、「借金返済の信用算定」は「支払い価値への信用コミュニケーション」からなる価値変動の調整要因となっているということだと思います。


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