スマホ決済、乱立状態の行く末は? 還元キャンペーン合戦から次のステップへ
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「消費者の立場で言えば、決済についてはSuicaなどの非接触決済が断然使いやすい」に対して、QRコード決済のメリットは中小・小規模事業者にとっての導入コスト、とのこと。つまり結局QRコード決済単体で見れば、消費者側のメリットって無いんですよね。
では中小・小規模事業者の間でQRコード決済が普及したからといって全体のキャッシュレス率にどれくらい寄与するかは謎ですね。導入されたとしても、事業者側が機械の扱いに慣れなくて手間取られてしまう、なんてこともありそうです。
ちなみに下記の記事によると、ローソンでは現状83%が現金決済、政府目標通りにキャッシュレス化が進んだとしても2025年で40%現金決済が残ると見込んでいます。
https://newspicks.com/news/3734293/
日本でキャッシュレス率を上げるには、中小・小規模事業者というよりは大手チェーンをどう押さえるかが鍵だと個人的には思います。各社が別々のサービス立ち上げる、なんてことにはならないでほしいですね。スマホ決済はキャンペーン合戦で話題になっていましたが、いつまでも続くものではありません。アクティブユーザーを確保するためには、次の手が必要です。お得以外に、消費者のメリットになる施策を各社模索しています。
QR決済はポイントカードの役割(お客様の囲い込みをする)を果たすものではありません。それだけしか機能を持たないpayは撤退していくと思います。
記事にもありますが、QRコード決済はあくまでアプリの機能(送金・購買)の1部でしかありません。各事業者が目指すべきは、QRコード決済を普及させた上で、生活を支える様々なアクションをアプリに入れて、生活の必需サービスにすることです。
LINEは既に一つのアプリで、既に生活に関わるアクションをすることができ大変便利です。
d払いは秋に下記のような機能をリリースさせます。
https://youtu.be/3oUAi3GfqbE
また、記事内に「スマホ決済の導入はコード払いであればQRコードを記載した立札を置くだけなので容易です」と書いてありますが、導入で大変なのは、「消費者が打ち込んだ値段が合っているか確認を徹底させる従業員教育」にあったりします。
まだあまり噴出していないですが、決済に慣れていない店舗はいつのまにか払われていなかったとかそのような問題が出る可能性は十分にあり得ます。