日本企業による過剰な「GAFA信奉」の愚 - News&Analysis
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注目のコメント
個人的な意見ですが、データビジネスは単純に自社の得意分野で勝負するから成功しているだけだと思います。
例えば、中国は監視社会なので、信用スコアについては、個人情報保護にうるさい資本主義国の企業より強いに決まっています。Amazonの強みも、単純に「ECとインフラ関連のリソースが極端にスゴいだけ」だと思っています。
DX出来ている企業であれば、自社の得意分野は必然的にデータが集まるので、普通にやればデータドリブンになるというだけで、データ云々よりも「DX」と「自社リソースの強みを活かすこと」が重要なのでは?と経営と無縁のエンジニアは思います(デジタルと問題解決は本業です)。リクナビ問題でも、いまだに「これではGAFAに勝てない」「彼らのようにデータを活用すれば儲かる」「日本は感情論だけでデータビジネスを殺している」などと言う人が後を絶たない。
しかし、GAFAは世界中で監視され不正な利用やグレーな活動が糾弾され、裁判起され、億単位の制裁金も一度や二度ではない。
「プライバシーや個人情報よりビジネス」とかいってる日本企業にその覚悟や備えはあるのか? 頭を下げる社長会見か500円クオカードのお詫びくらいで、GAFAがどうのと言えないのでは?編集させていただきました。
冷静に考えると、GAFA信奉は過剰ではないかということですが、情報セキュリティの観点からもその過剰さはすでに垣間見ることができます。
この視座でいる限り、日本発、世界で戦える新たなIT巨人の誕生はなかなかに厳しいかもしれません。