【直撃】東大を超える、トップ論文を生み出し続ける僕らの方法
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読んでいて高揚するリポートです。沖縄から、わずか数年で、東大をはるかに抜き去った秘密が的確に描かれてています。そして、その秘密が、秘密でもなんでもない極めてシンプルな論理であるところに驚きを覚えます。東大を抜き去る、という視点こそがもう意味のないこともよくわかります。
古い視点を超えるための部分を引用します。
「それなのになぜ、日本のアカデミズムは、こんなに競争力がないのか。最大の問題は、若い助教授、准教授といった人々が、教授の「傘の下」で研究をしているという「構造」にある。部門があって、学部があって、教授がいて、教授のために研究をしている。これが良くない。トップの東京大学も然りです」
なるほどです。このイノベーションを尾身幸次さんが企画したことを初めて知りました。政治家としてとてもいい仕事をされたと思います。沖縄にある秘密の研究所「OIST」の名は1〜2年ほど前に耳にしていましたが、つい先日「ネイチャー・インデックス2019」の一指標で東大を上回る評価を得たのは、一つの象徴だったと思います。
しかしなぜ日本に、しかも沖縄に、世界的な研究機関が突如として誕生し得たのか、ずっと理解できずにいました。その足跡をたどることで、その不思議に迫ります。
ノーベル賞受賞者を30人以上も輩出する欧州の名門研究所トップを経て、OIST学長に就任した科学者ピーター・グルース氏の独占インタビュー。同日公開のショートドキュメンタリーと併せて御覧ください。自然科学の分野ではアメリカが非常に強い地位を占めています。日本も努力の量は負けてはないとは思うのですが、事務作業、研究費申請などが煩雑すぎて競争力を削がれてします。授業もティーチングアシスタントなどもっとつけて教職の負担を減らせるのではないでしょうか。友人の研究者も海外で若い時から研究する人も多いです。 海外の学びを日本に持ち込むという挑戦、是非やってほしいです。 自然科学の研究は日本の競争力の要です。