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Amazon is a leading online retailer and one of the highest-grossing e-commerce aggregators, with $386 billion in net sales and approximately $578 billion in estimated physical/digital online gross merchandise volume in 2021.
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Barnes & Noble Inc is a United States-based company that is mainly engaged in retail of books and products of content, digital media, and educational products.
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最近、東京でも独立系の本屋さんは結構増えてきているように思いますが、場の価値をここまで高めて、かつマスで展開できる収益力を確保するのはすごい。
書店員さんの本に対する愛情が感じられる書店は、日本でも支持されているように思います。どこへ行っても同じような本ばかり平積みされていたら、いくら読書好きでも書店から足が遠のきます。
本がざーっと並んでいて、店員さんと出版社のPOPが出ていて、そういうなかからぱーっと見ながら良い本を探す。古い人間なのかもしれないし、習慣もあるだろうが、こういうほうがやはり良い本に出会えているように思うし、なによりその時間が至福。
本屋の経済性については、流通構造も影響してくる。イギリスやアメリカについて、本の流通構造がどうなっているかは分からないが、それでもターンアラウンドの要因は、本の購買体験を根源的に追及して、またそれがオンラインでは戦いにくいところに訴求しているからだと思う。
つまりは顧客の声を聞くということ。顧客視点のブックストアがいま求められています。
新しい価値あるモノに出会う“体験”を提供してくれる。
好みを探すのも楽しいし、全く新しいものも楽しい。
つまりはAmazonもウォーターストーンズのような本屋も嬉しい。
個人的にはやっぱり本屋に行く体験が大好き!
—————————
“「これは、アマゾンがやっていないことです。アマゾンのアルゴリズムは受け身ですからね」”
“アマゾンは購入履歴に基づいて、顧客が好みそうな本を推測することはできるが、広く読まれるべき、知られざる書籍にスポットライトを当てたりはしない。現在のウォーターストーンズは文学界のスターを定期的に生み出しているが、アマゾンにはそれもできない。”
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セントラルバイイング思考に陥っている日本中の書店員、取次、出版関係者の方々に
ぜひ、読んで貰いたい記事です。
見事に再生を果たしたイギリス最大の書店チェーン「ウォーターストーンズ」、書店業界が苦しい中、リアル店舗の価値は何か?と問いかけられます。
出版社目線では無く、顧客目線での店作りを求められるものの、どのように採算性を作っていくかが難しいところです。単にモノを仕入れて売る価値観から離れないと、と感じました。
以下、引用
・「本を売るのは二の次、まずは書店で味わう喜びを売る」
・年額にして3800万ドル相当の「協力料」を断ることにした
→どの書籍を在庫するのか、ウォーターストーンズ側に選ばせてくれるのなら、このコストの大部分を負担しよう──それがドーントの提案だった。
・細部にまで感動する書店を作る
ポイントは、まさに、そこで「amazonに対抗しない、別の競争軸を作る」ことです。
細かいことで恐縮ですが、正しいタイトルの方が印象は良くなります。