半導体装置 世界で逆風 日米欧大手10社が減益・赤字
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注目のコメント
半導体製造装置大手の業績がまとまっているのでPick。
7月のIC Insightsの予想は2020年もマイナスだった。そこでコメントしたが絶対水準としてはいまだに決して低くない水準。そしてまだ淘汰は進んでいない。
その意味で供給サイドが崩れていない中で、需要サイドに何か強気要素があるかというと、スマホはサチって来ている。そうすると、そんなに設備投資に強気になる理由もないように思う。EUVも量産に入っていくタイミングだが、どれだけEUV採用する最先端チップがでてくるか(=設備投資ニーズがあるか)。Intelは歩留まり改善が遅れているし。
個人的にはもっと下がったり、少なくとも大きな反転に至るような環境には見えない。
https://newspicks.com/news/4022915乱高下してるのはメモリで、ロジックは堅調に伸びてるのが現状。中長期的にはどちらも伸びていくというのが装置メーカーの言い分だけど、根拠はIoTとかAIとかで曖昧な印象。
そろそろ微細化による低コスト化と高付加価値化が、技術的にはできなくはないけど、経済的にまわらなくなってくるころ。
コスト要求は高まってきていて、EUVも微細化というより、SAQPに対するコスト優位性が主たる導入メリットになっているのでは。
そうなると、中国AMEC、韓国SEMESの台頭もあるので、典型的なイノベーションのジレンマ状態に陥ってくる気がする。
高付加価値工程のシェア取ってるとこはまだ良いとして、そうでないとこはどうすんだろ。「半導体メモリーの在庫調整が前倒し」キャンペーンが株式市場では凄いのよねぇ、今。ホンマかいな?と思いつつも、日韓問題も市況にプラス、みたいな流れで半導体関連買うっきゃないでしょ、という雰囲気になりつつあるのよね。