ATMとレジが消える日
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全国銀行協会などによると、ATMには1台当たり年間1000万円ものコストが掛かっていて、全国に20万台以上存在します。
合計では年間2兆円の費用であり、どの銀行も手数料が割に合わないとして、サービスを縮小しています。
これはコンビニにも言えることで、儲からないATMを全ての地域にいつまでも設置するとは限りません。
もはやビジネスモデル的にも成り立たなくなっているので、ATMは間違いなく減っていくと思います。コンビニのATMはしばらくは無くならないと思います。
そもそも、コンビニ利用客は高齢化が進んでおり、ほぼ半数がECとの親和性の低い50歳以上となってます。
この層は現金使用のニーズが見込まれますし、銀行自体は地方を中心に確実に淘汰されるので、コンビニATMが高齢層向けの決済、金融サービスを拡充して売上を取りに来るというのがしばらくの動きだと思ってます。
http://www.garbagenews.net/archives/1953464.html
https://www.google.co.jp/amp/s/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/15419506/別の見方をすれば、業者同士の「店舗スペースの取り合い合戦」が始まっているとも言えますね。
既にATMやらコピー機やら販促什器やらによってコンビニの店内スペースは埋め尽くされつつありますが、せっかくの貴重な店内スペース、コンビニにとってもより価値を生み出すものを置きたいのは当然のことですから。
そして、コンビニに参入しようとする業者側から見ても、レジに負担をかけないためには何かしらの装置を置くのが一番手っ取り早いわけです。
例えば、過去にNewsPicksで取り上げられたローソンの返品サービス「SMARI」やセブンの「チェックイン機」などは設置スペースが必要になってくるわけで、こういった次世代サービスを導入するためには「不要なものは撤去する動き」が必要不可欠なはずです。
「SMARI」
https://www.lawson.co.jp/lab/tsuushin/art/1370079_4659.html
「チェックイン機」
https://www.sej.co.jp/services/vrbo_checkin.html
ちなみに、文中で日本のコンビニの無人化とAmazon Goの無人化を関連付けて話していますが、無関係ではないにしろ、並列で語るのには少し違和感があります。
Amazon Goの「無人レジ」は「顧客利便性の向上、それに伴う顧客体験の創造」を実現するための手段であって、「効率化」や「人手不足」のためにしているわけではないと思うので。