「紙の雑誌」衰退の中、文芸誌『文藝』のリニューアルが大成功した理由
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ついツイッターで売れてる、在庫無くなりそうと見つけてしまい、ツタヤに走りました。ネット在庫はすでに終わっていました。
韓国の文学が話題になっていたこともあるし、そこへフェミニズム、日本とつけたコピーに、あの可愛らしくて鮮やかな表紙。当然惹かれますよね。
走ったツタヤの入荷数は多分一冊程度だろうなと思います。すでに店頭になく、もちろん電話してもらった河出にもない。
しばらくツイッターにはいろんな本屋、大学の本屋などうちにはある、ないとツイートが溢れました。
河出さんがツイッターで、このような文芸雑誌は売り切り、再版はないんですと書かれたので諦めました。
それでもその後、週末に最後の在庫を出します、だったかな。ツイートされた。そこでAmazonで手に入れました。
秋号は発売されて本当にあっという間の売り切れでしたね。
読んだ方の感動のツイートが溢れました。
そうして再版、再再版と河出さんの嬉しいツイート。
出版社と読者の素晴らしいタッグを目の当たりにしました。
河出さんの中のひとが気さくなのもいいんですよ。
文芸雑誌が売れないというこの昨今、新しい風を感じました。
昔、新潮社のパンダの「Youda?」くんが現れたような斬新さ。
火がつき再版になったのは確かにツイッターの力なのかもしれません。でも本当は読者は発売日を狙っていたんだと思います。本好きがリニューアル後から反応していたのだと思います。ですから起きるべくして起きた。
この雑誌は電子書籍では読みたくないな。
これからも期待しています。
注目のコメント
文芸誌のリニューアルで良い結果を出している話は嬉しいニュースですね。何よりもすごいなと思ったのは、新しい動きに対する勇気です。長い歴史を持つ文芸誌だと今までのイメージを保つためにリニューアルすることがとても難しいと思います。「売れるようにする」ことと「業界で認められる」ことの間で悩む文芸誌がたくさんあると思いますし。。
『文藝』の新しい動きを心から応援したいです。「韓国・フェミニズム・日本」というテーマも興味深いですし、今日買いに行きます!
ちなみにですが、韓国では何年も前からフェミニズムというテーマがずっと議論されています。日本で『82年生まれ、キム・ジヨン』が売れていることは、女性問題に対して共感する人が多いことにも繋がるのかなと思います。何事も「過去の延長線上には未来がない」と言うこと。
しかしながら、広告収入があまり見込めない文芸誌は
重版して、どれくらいの利益があるのだろうか?
作家の窮乏も救わねばならない。
文芸誌の持つ役割りは重い。
https://diamond.jp/articles/-/185368