AV女優は道具ではなく生き方だった――伝説の監督、村西とおるが「全裸監督」で描かれること
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全裸監督 、
当時明らかにAV=やくざの商売感が見えていたのが思い出されました。
ちょっと監督をカッコよく描きすぎている気がしますが、いずれにせよ今(平成→れいわ)のタイミングで制作されるドラマとしての挑戦度やクオリティとしてはすごいと思います。
世間の感覚や常識ってさらにこれから変わっていきそうですよね…
注目のコメント
もう二回観ております。
ある「強烈なイノベター」と、「人への想いやりと愛」と、
そして「自由に放たれた女性がそんなイノベターですら飲み込む」
素晴らしい作品です!
ドラマとして、ユーモアとして、NPならビジネスの側面として、もちろんエロとしてあらゆる角度で切っても面白い。
どうやって駅弁のポジションが「駅弁」となったかの秘話も胸を打ちます。朝ドラで流して全国民が感動してもらいたいところですが、厳しそうなので、ぜひNetflixで。
また、黒木香さん演じる村田さんが素晴らしい!!!
記事中の武監督のコメントに
「撮影中、村西さんが負けちゃう瞬間がある。この描写は本家の『SMぽいの好き』でもあったんですよ。僕は、女の人のパワーは男を取り込むほど力強いと思っているんですね。それをどうにかして描きたかった」
の通り、後半は女の底知れぬパワーの物語!!
黒木香さんの物語に、個人的にもいたく共感しております。
実は武監督とは、ある頓挫した作品で何度か打ち合わせをしたことがあったのですが、
今、あー!!!もっとその場の事でない事を話したかった!
監督の哲学を聞きたい!との思いにかられております。
美術から、劇中の映像、音楽まで素晴らしく、特に80sカルチャーで生きてきたものとしては心踊るものがあります。
(音楽はお世話になった事のある岩崎太整さん!ヤバイです!)
ちなみに、なぜか「ウルフオブウォール・ストリート」も見直したくなり、綾小路きみまろの漫談も聞きたくなる不思議な現象にも陥ってます。笑
スタッフ全員にブラボーでございます!
ナイス、エキセレント、ワンダフルでございます!!
※ちなみにある違法行為により女性たちの人生を狂わしたのは身につまされるシーン。
自分も(おそらく多くのメディア、エンタメが)現場やカメラの空気で本来ならしない事を仕掛けたり聞き出す事が。
事前にはオーケーしなかったであろう事を空気でもっていく是非についても、考えてしまいました。公開2日目で一気見。
期待値も高かったのですが、それ以上でした。
山田孝之さんの熱量もそうですが、
やはり黒木香の描き方が秀逸。
やはりAV界の話ということもあり、女性の描き方がどうなんだろうと
思っていました。
それを、黒木香自身が自らの性欲を勝ち得ていく過程を丁寧に描くことで
女性が見て、感動する作品に仕上がっている。
黒木香のセリフ
「本当の自分でいたくなったから。自由で、奔放で、もしかすると汚らしい自分です。ありのままを生きたいんです。」最高です。
彼女にとって、AV出演は毒母からの解放でもあり、自分の解放でもあったというストーリー。
もちろん過激なシーンは沢山あるけど、女性にも見て欲しい作品です。
それにしてもNetflixの腹のくくり方がすごい。
来年公開になる蜷川実花監督の「Followers」の衣装監修で
ドラマ制作に参加したのだけど、
最初にネトフリジャパンのプロデューサー言われたのが
「地上波でできないことをどんどんやっていきましょう」
でした。
振り切れてて大好き。
そして、ピエール瀧さんのシーンをそのままOAしたことも、ナイスです。