【実録】「レストランはつまらない」。25歳、天才料理人の奇跡
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大きなホールで聴く有名オーケストラの演奏はつまらなくても、たとえ家のリビングであれ音楽家と聴衆が話せる距離の演奏の方が面白い、という現象が音楽業界で起きています。誰でも部屋さえあればコンサートのホストになれるグループミューズなどはその一例。
https://www.groupmuse.com/
NYのグループミューズのホストたちは、音楽について詳しくないけど、人を集めて素敵な音楽とともに多分野の人達とコミュニティを育みたい、という人が多いです。この記事の彼の「誰でもホストになれる」という言葉は他業界にも通ずる時代の流れを表していて大変面白く読みました。「ちょっと一緒にコンビニ行かないかい」
インタビューの時間を待っていると、ジョナさんに、こう話しかけられました。インタビュー時間を少しでも長く確保するための配慮でしたが、もう一つは、その晩の夕食会に、日本のスナック菓子を提供したかったのだと。
あらゆる地元の食材、料理、そして空間づくりへのこだわりを見せているのはその眼差しからも伝わってきましたが、そこに敢えて、日本のコンビニのスナック菓子を入れ込む、彼の独自の選球眼に驚かされました。
「みんな、このスナック菓子の素晴らしさを分かっていないよ」と。
学生寮の料理人がいかに米国の著名料理人となり、今、日本を含めて何をしでかそうとしているのか、是非ご覧くだされば幸いです。・良い料理の記憶は、実はあいまい。
・「2日前のディナーに何を食べましたか」と聞かれても、すぐには思い出せない。しかし、その夜に誰と食事を楽しんでいたのか、はすぐに頭に浮かぶ。
この指摘は、衝撃的。
だから、「空間に「喜び」を持ち込むこと」が何より大事。
これをやっていないレストランがあまりにも多いと思う。
ジョナ・レイダーの夕食会に行ってみたい。