ドラッグストア、岐阜で大増殖の理由
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注目のコメント
①特定エリアに絞込み面を取りながらプレゼンスを高める集中戦略。
②医薬品の扱いを基点に取り扱いバリエーションを増やす差別化戦略。
競争戦略はこの二つと理解しました。
ちなみに、10年前の薬機法改定によりコンビニなどでも風邪薬や解熱剤は購入できることは有名な話ですが、実態として医薬品を置いてる店舗は全国のコンビニ全体の1%未満と言われています。
理由は単純で、医薬品を扱う登録販売者が雇えないため。
厚労省は医薬品を販売する店舗は「営業時間の半分以上」登録販売者を
置く事を義務付けています。
つまり24時間営業のコンビニの場合、最低12時間以上登録販売者を置かねばなりません。これは事実上無理ゲーです。
結果として、②の差別化戦略は参入障壁が高いものとなり、ドラック優位のポジションを確立していると認識しました。スーパー、コンビニ、ドラッグストアと、顧客競争が激化し、規模の経済性によるPB商品に舵を切る、というのがここまでの大きな流れです。
「薄利多売 + 人海戦術」モデルにPBを入れて収益性を高めた後の戦略をどう描くのか?
業界内のM&Aが最近話題になってますが、それは他の業界で事例化されてます。もっと違った戦略を見てみたいですね。