日本のSDGs「残念ながら欧州に比べ、周回遅れ」
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この意見には賛成しかねます。
むしろ長期的な経営と言う点については、日本企業にやっと追いついてきたいう所ではないでしょうか。
加えて、環境意識については日本人の方が高いと思います。たとえば、タバコを容赦なくポイ捨てしている欧州の国の人々はどういう意識でやっているのか、理解に苦しみます。。
他方、日本がEUのルールメイキングに負けているのは明らかでしょう。やはり、6億人市場のEUが作るルールのインパクトは大きいと感じます。
注目のコメント
中長期目線で経営に取り組む日本の文化は、既になくなっています。
大企業であっても、結果が出るまでに待てる期間は長くて3年になっています。
SDGsやESG担当者と話す機会が多いですが、いかにコストから投資に早く切り替えられるのか、先陣を切って取り組むのは損である、他者に遅れたくはないが前にでるのは嫌だ、足並み揃えた対応に留めたいという日本の悪しき文化が前面に出ているのが現状です。
日本は周回遅れだが、挽回できる能力が高いなんて楽観的に悠長なことを言っている状況ではありません。
〉日本企業は短期の利益を追わず、中長期目線で事業を営む文化文中でも触れられているように社会の仕組みやありかたの持続性においては日本は欧州よりも実績があります。
そもそも自然環境の回復力においては日本の気候はかなり有利なので、あまり努力しなくてもちょっと開発力を弱めて放置するだけで森林が拡大し生物多様性も確保される環境にあります。
それでもあえて「周回遅れ」と連呼することによって微修正して本丸は守るということに長けているのが日本なので、こういうタイトルにも意味があるのだなと一週廻って思います。日本での最近のSDGsの急速な盛上りに感じるのは、欧州が新しいビジネスゲームのルールを作ったということ、日本の流行りに染まる速度の速さへの驚き。
もちろん、ビジネスを手段として課題解決を図るのはとても効果的で良いこと。一方で、ビジネスが目的にならないこと、SDGsの倫理観はあくまでもヨーロッパ的価値観であることを忘れずにはいたい。