【直撃】最旬ベンチャー、ブレックス創業者コンビの「勝算」
NewsPicks編集部
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スタートアップ企業に特化した法人クレジットカード会社を設立したブレックス。時価総額は26億ドルのユニコーン。
業歴の浅いスタートアップ企業は法人クレジットカードが作りにくい。そこに目をつけたところがミソ。誰もが考えそうなことなのだが、リスクが大きくて踏み込めなかった。
そのリスクをブレックスはどうとっているのか。銀行の口座ぶりと財務状況をモニタリングしているようだが、それだけで利用限度額を設定できるとは思えない。残高はたまるけれど、回収はできているのだろうか。Brexの法人クレジットカードのプロセッシングシステムは自前ですが、シリコンバレーに拠点を持つブランドプリペイドカードのプロセッサが技術協力しています。
詳細は教えて頂けませんが、恐らく、柔軟なMCC→Merchant Category Codeにより、事業で使うべきものしか使えないようにする等の工夫をしていると思われます。
https://www.i2cinc.com/i2c-provides-brex-more-power-and-flexibility-to-innovate/
日本にはない発想があり、とても興味があります。この世でもっとも成長性の高い市場はどこかと言えば「スタートアップ市場」だ。ならスタートアップをターゲットにしたビジネスこそが、もっとも成長可能性の高いビジネスとも言える。目の付け所が素晴らしい。