正社員の副業、「今後も認めない」41% 理由は?
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副業の議論は雑すぎ。そもそも副業は、現業と全く関係ない仕事なら経営が安易にOKするはずもない。例えば仮に他の顔をもち現業とのシナジーも期待できるとしたら?仮にそうであれば、副業は全ての人の権利ではなく、ハイパフォーマーの特権であるべき。目的はハイパフォーマーの外部流出を防ぐため。
そもそも生活の維持のための副業推進っておかしいですよね。正社員はそこからのお給料だけで生活できますよという雇用形態で、週5日、40時間程度の労働を求められるわけで、その上に働けというのがそもそもおかしい。異常な長時間労働になりますよ。前提としてきちんと生活できるお金を出すべき。この話、賃金水準の話、と副業の話を混ぜないでほしい。
その上で、そうではなく、正社員の副業は、週5日8時間の中でも他のことやってもいいよ!ってことが本当でしょう。時間縛って働かなくても十分成果出してくれてるし、副業と本業の境目わからないしシナジー効果もありそうだし、そうでないと君は辞めちゃいそうだもんね…(でも競合するのはダメだから全く違う内容でよろしく。同じ業務は会社の業務の中で、売り上げは会社に渡してくれる形でやってね!)という考え方が元じゃないと。
問題をごちゃ混ぜにして単なる長時間労働を助長して低賃金を認めさせるためかのような今の政府主導の働き方改革にはものすごく違和感があります。
大学教員に一般的で、いわゆるここで想定されていそうな同じような業務での副業に近いものは、非常勤講師があります。これは本務の中に含まれます。こういう形が正しい副業の在り方ではないかなぁと思うのです。
ちなみに、週5日8時間分の働きはしなくていいという条件の契約で、それ以外の日に別のことするのは副業じゃぁないと想定して書いてます〜
なお、個人的な経験からも…
私は歌とマーケの複業ですが、元気な時は週7日一日12時間働いてました。つまりふつうに二つの仕事分、80時間以上は働いてた。そして声楽関係の仕事はムラがありますので、常にいっぱい働いてたのはマーケティングでやりたいことが、たくさんたくさんあったからですね。むしろ歌が働きすぎを抑制してくれていました。
ただ、結果やっぱり働きすぎは体に悪いわけでして、病を得たと思っています。今年は前に比べて短時間しか働けないので個人的には焦りますが、体にはそれが大事と実感します。そのためもあって、ますます、長時間労働を助長するような今の副業政策にはすごく違和感があるのです。
何があっても低賃金はダメ。その上で辞めないでもらうための権利としての副業、さらにあまりの長時間労働もダメ。それぞれは別の問題。その構造をまず確認してから議論すべき繊細な問題だと思うんですよ。