広島 原爆投下から74年 核兵器ない世界への訴え国内外に発信
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広島の今日は雨の朝を迎えました。
広島市に8月6日、雨が降るのは過去を遡っても珍しいことです。
74年目の今日は、広島市の天候は快晴。
もし、あの日、広島市が今日のような雲に覆われ、見通しの悪い天候だったとしたら、エノラ・ゲイは原爆は投下しなかったかもしれません。
多くの人々の暮らしを、笑顔を、幸せを。
一緒にして奪い去った「原爆」という恐ろしいもの。
74年経った今も、苦しんでいらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
昭和、平成と時代は流れ、令和という新しい時代になり、年々継承への課題が深刻化しています。
令和初の記念式典では、平和宣言に心の叫びが短い文章に凝縮されているとして、初めて被爆者が詠んだ短歌を盛り込みました。
さらに、日本政府へ核兵器禁止条約の署名・批准を具体的に直接的に訴えました。
また今年は平和記念資料館が全面リニューアルオープンをし、大幅に展示内容が見直されました。
被爆者の遺品や写真、最期に残した言葉など、当時の人々の暮らしやエピソードに寄り添いながら、生々しく真実をより鮮明に伝える資料が増えています。
被爆者の平均年齢は82歳を超えました。
我々が今できること、しなければならないことを、一人ひとりが早急に考えるべき時に来ています。
私は広島出身ということもあり、幼い頃から多くの被爆者の思いに触れる機会をいただいてきました。
それでも、まだ知らないことばかりです。
被爆者の方々の思いをちゃんと伝えられているのか、不安でなりません。
世界情勢は目まぐるしく、安全保障の厳しさを感じるニュースも後を絶ちませんが、今平和な世の中にいられるのは、戦争で犠牲になった方々が自らの命と引き換えに、今の時代を築いてくださったのです。
74年前に何があったのか…
ほんの少しの時間で良いです。
少しでいいので、頭の中で一人ひとり考える時間を作りませんか?数年前に原爆ドームに行った際にメモしたものです。
被爆国である日本だからこそ発信できる情報や訴えがあるはずなので、私も日本人として出来ることから世界に発信していきたいと思います。
●メモ●
京都、広島、新潟が候補地になるが天気の予報が良かった広島が選ばれた。
原爆投下の理由は、20億ドルの研究費を正当化する為、戦後の国際社会でソ連より有利にたつ為。
原爆は上空600mでさく裂。
爆心地周辺の温度は3000度〜4000度に。
死者14万人。
核兵器所有国、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタンなど戦争や原爆投下された事実は、時代と共に風化が進む。戦争経験者や原爆投下経験者は、高齢化が進んでいます。
私ができることで大切なのは、戦争や原爆投下という事実を次世代に継承することかと。