なぜ社員間での知識共有は思うように進まないのか - DHBR
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注目のコメント
器のちっさい人は自己保身から自分の技能や知識を伝達するのを嫌がるもの。やっぱり人間、自分がかわいいものだし、世の中そんな人が多い。そこを逆手に取って、技能や知識を共有し伝達することが自己保身につながる組織作りを目指せば良いのだと思います。
原文見てもここで言ってる知識(ナレッジ)がどう言ったものを指しているのかわからないのでなんともコメントしようがありません。
また「なぜ知識共有しないのか」を深掘りしても結局は知識を持っている「個人」の問題にたどり着くコメントが多いので、それこそ意味がありません、
ですので一般的な知識共有含めた情報共有について説明します。
まず、「共有されている状態」を明確にする必要があります。
社員同士が積極的に互いの知見を伝わっていれば「共有」されていると考えるのか? Wikipediaの様に、誰でもアクセスできて編集できる百科事典が用意されて、必要に応じて社員がそれを活用している様子か?
様々な要素を考えれば社内専用のWikipediaがある事を前提にした方が良さそうです。ツールでの解決。
次に、このWikiに誰が情報を乗せるのか?
知見を持っている人なら誰でも。しかし忙しいとなかなか手が回らないことが多くて結局誰も情報を載せなくなります。これを避けるためには、なんらかのインセンティブが必要でしょう。社内の制度による解決。
そしてそもそも、当事者が持つ知識や情報のまとめ方。書き方、整え方、図表の使い方を学ぶ必要があります。
最初に結論あるいはテーマ。次に要求される前提知識。論理的な記述、必要な検証結果、未検証項目、未確認項目、引用などが揃っていればほぼ満点。必ずしもこれらを必要とする知識や情報ばかりではないですが、内容の適用判断、正しい理解のために必要な情報はあったほうがいいです。
知識共有のためのスキルによる解決。
Wikiに投稿したことがあれば分かるはずです。
自由な検索の実現。知識がたまっていても検索できなければ意味がないので、全文検索、タグなどを使う事ができるツールや環境。これもツールによる解決。
また、「全社的」な動きを期待するよりも、同じツール同じルールを使うことを前提に、部門単位、チーム単位での運用が現実的です。
始め方による解決。
これらをおおよそ全て対策すれば進むでしょうし、大抵の場合、こういうことはわかっているはずです。
それでも進まないのは、結局は組織、会社が別にやる必要性や重要性を感じてないからです。痛い目に合わないとやらないのが会社です。
なんかこれが結論っぽいな。情報持ってる人が差別化にしようと必死に抱え込むパターンもありますが、プロフェッショナルファームで多いのは価値ある情報を浅ーい表層的な理解しかせず乱用するパターン。
情報の価値を本質で理解せず使いかたを知らない人は、周りに警戒され情報は集まってきません