楽天・LINE・TISが本音トーク、企業のAI研究・開発はどう進めればうまくいくのか
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注目のコメント
AI研究に投資する数少ない国内企業の研究者による、ガチの本音トーク。論文を書く研究者と、論文を利用する開発者は、KPIやマインドが異なる。それにしても、本音過ぎて心配になる(笑
=抜粋=
・研究所に来る人は、自身の知識を社会に活かしたいと考えています。しかし、そんな簡単なことは研究でないと言われることもあり、そのジレンマも悩みの種
・企業も、AIをただやっているというだけでは、広告効果がなくなってきています。事業に貢献すべきという点は確かですが、機械学習はすべての事業に組み込めるわけではありません。
・AIのブラックボックス化に関する説明責任について、課題はありつつも、現状のサービスで競争していかなければならないので、企業側は立ち止まれないのが実情”なぜNGになったのか、事業側は知りたがります。研究開発側が、ブラックボックスなので分かりませんでは話になりません。ディープラーニングを使っても、ちゃんと理由を説明できる技術基盤を研究側で作る必要があると思います”
ビジネスサイドなどと会話する時は特に重要になってきますね。
アウトプットを出すロジックがブラックボックスになっていると、当たっている時は良いですが、1度間違ってしまうと疑念が一気に膨れ上がってしまいそうだなぁと。APIをたたけばAIが使えるっていう段階ではあるけど、フル活用するにはやはり専門家が必要。
AIに計算させて精度の高い結果が出ても、何故そうなるのかが説明できないと分野によってはまずいことがある。
LINEみたいに、研究者と、ビジネスにAIを活かすAIエンジニアがいるというのは理想ですね。
最後につなぎ人材の話があるけど、アプリ開発でもビジネス側の要求をUI/UXに落とし込めるデザイナーが重宝されてる。
開発だけできるエンジニアではダメで、UI/UXもできるようになると、今は価値ある人材として見てもらえる。