英中銀、成長見通し下方修正 EU離脱懸念や世界経済鈍化で
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米英ともに、中銀の主要な懸念の発生源が「政治」であるというところが何とも言えません。そしてその米英の動向に左右されるECBと日銀、という構図。
成長率見通しの引き下げは各国各機関とも同じ傾向で驚きは無いですが「他の主要中銀のように利下げを検討していることは示唆しなかった」とのことですね。 足元のポンド安に対処し、合意なき離脱といった一段の混乱時の政策余地を残すため、予防的な利下げを急ぐより、少しでも正常化を進めておきたい、といったところでしょうか・・・ ^ ^;
記者会見でCarney総裁が認めたように、英国内で市場金利が低下したことで、景気が下支えされている面があります。その意味では、皮肉なことに金融緩和効果が既に生じているとも言えます。
もちろん、最終的にはBOEによる実際の利下げを伴わなければ、市場の金利も元に戻ってしまう訳ではあります。