ワールドがオフプライスストア事業に進出 各社の余剰在庫を値引き販売
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アパレル業界において“オフプライスストア”がキーワードになっていることは間違いないですが、立地とMDで“アウトレット”と明確な違いを出せるかがポイントになりそうです。
立地に関しては、まずは郊外で試して、数年後には都市近郊の駅周辺立地に出店するようです。日常から手の届く範囲としたときに、今の日本の家賃を賄うには、客数が必要になりそうですね。
そして、MDが最重要ですが、ここは不安が残ります。米国ではポロラルフローレンやカルバン・クラインなど著名ブランドの商品を「宝探し」のように探せるのが魅力と聞いています。今のゴードン・ブラザーズ・ジャパンの仕入れは国内アパレルがメインと思われるので、そうなってしまうと“アウトレット”と同じような品揃えになる可能性がありそうです。そこは予見していると思いますが、1号店の反応が気になりますね。B2B2Cの新品在庫流動化は、時代の過渡期としては必要な仕組みかもしれません。1億人に対して年間40億点供給されている現状が、急に半分とかにはならないと思うので。
ゴードン・ブラザーズの動産事業というのは動産担保融資(ABL)のことですかね。確かにワールドにとって調達パートナーとしては最適かも。