時代を先取りの「ミニストップ」が大量閉店 敗因は“ソフトクリーム”にあり?
デイリー新潮
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注目のコメント
上位3社が突き抜けて、下位企業の後退が不可逆的に進む。この構図が小売業の必定かといえばそんなことはなく、コンビニ業界固有の現象です。
家電量販店や衣料専門店など、それこそ足を止めての殴り合いみたいな競争を何十年も続けている業界でも、ここまでの淘汰は進んでいません。
最大の違いは、コンビニはフランチャイズ経営であるのに対して、他業界は直営店であること。
というのも、フランチャイズの場合は店舗の実力差が加盟店オーナーの生活に直結するため、本部が借金をしたり赤字経営を続けたくとも、加盟店が先に白旗をあげます。
直営店のような消耗戦が続かない代わりに、負け組の退出は待った無しになる。それがフランチャイズ経営です。
コンビニ業界でセコマが土俵際で戦い続けられるのは直営店だから。
その意味でいうと、様々な問題があるとはいえ、大手チェーンがあれだけの店舗数を維持しているということは、大多数の加盟店が十分に生活できているという証左でもあります。
(いずれにせよ、ミニストップのソフトクリームは惜しいです)ソフトクリームやイートインコーナーなど先駆けてやっていたとのことですが、そうはいっても来店動機形成の柱は弁当、おにぎり、サンドイッチ等だと思うので、やはり柱があって、柱によってしっかり多店舗化ができた上での+αのソフトクリーム等なのでしょうね。