競争のダイナミズムが生々しく浮かび上がる。楠木建が語る『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』
コメント
注目のコメント
この本を読むと、ネットフリックスのDNAがテック企業であることがよくわかります(=本質はコンテンツ企業ではない)。同社を率いるリード・ヘイスティングスのキャラと思想の描写が生々しいです。
NETFLIXはライバルのブロックバスターによって磨かれ、現在の地位を獲得した。楠木先生の書評を読み、改めて競合がもたらす影響の大きさを実感しました。
#楠木建 さん「NETFLIXの優位は膨大な顧客データだ。誰がどこで何時間、何を見たか、どのシーンを早送りしどの俳優を贔屓にしているか等から、契約者の行動を予測する。従来の映画が出たとこ勝負のジャンケンとすればNETFLIXは意図して後出しジャンケンをしている」(趣旨)