アップル、独自クレカ「Apple Card」の8月リリースを正式発表
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確かに貸金は着実に儲かりますからね。モバイルペイメントにこだわらずにちゃんと板カードを出すところも、ペイメント事業をちゃんとわかっている感があって好印象です。
インターフェイスよりもどこでも使える事の方がよっぽど重要ですから。そして単なるプラスティックカードではなく、チタン製のオシャレなカードを出してくるところが流石Apple。
所有欲を満たしてくれるプロダクトは、お得さ以上の付加価値を生みますから、このカードを持ちたい。このカードを出したいという理由で使うユーザも多くいるでしょう。
まだ、リーダによっては金属製カードに対応していないケースがありますが、AMEXのプラチナやラグジュアリーカード等、金属製カードも増えてきているのでそういったリーダも入れ替わっていくと思われます。
しかし、3%というインセンティブの多さや年会費、延滞支払い手数料無料等を考えると、イシュアーが払うネットワーク費用が高く、リボ率が低く個人消費ローンへの規制が強い日本では成り立たないのではないか?という懸念もあります。
このカード使いたいので是非、日本にもサービス開始してほしいですが。Appleの脱ハードウェア化の柱は3つありますが、その二つ目が金融事業です。普通にapple payとして使っていると2%の割引、アップル製品(アプリなども含む)なら3%引きというもので、これまでのクレジットカード会社がお店からもらっていた手数料を丸々消費者に還元するという太っ腹な還元設定です。
しかも年会費は無料、延滞支払いの手数料も無料。アップルペイが使えないところには別途届くチタン製のクレジットカードを用意しています。
ではどこで儲けるかというと、QRコード決済と同じように決済データの広告活用が一つと、もう一つはローン事業です。
金利は年利13%から24%。事業パートナーであるゴールドマンサックスがローンを証券化商品などの金融商品として扱っていくのだと思われます。
また、これだけ無料にしてまでもiphoneに囲い込みをしておきたいのもあるでしょう。5Gがこの秋から米国で始まる際に、5Gがおそらく間に合わないiphoneの売上落ち込みを少しでも避けたいところもあります。Appleのクレジットカードって言われるだけで、オシャレなインテリアを持つ感覚になってしまうのは、これまで仕掛けてきたブランディングの成果ですね。
チャリンチャリンモデルで稼げるし、これまでApp StoreやApple Musicといったサービスへのクレジット決済のキャッシュアウトも減らせますね。