【小巻亜矢】大人女子も魅了。サンリオピューロランドの「新コンテンツ戦略」
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注目のコメント
とても面白い全3回の記事でした。
森岡さんのUSJ改革を読んだ時も思いましたが、0からドライに全て変えてくのではなく、組織で持つ元からのアセットを最大限活かすための"組み合わせの仕方"を追求されている様に思います。
組織改革もサービス設計も、必ずそこに紐づく人が大事になる。一緒に働く人達のモチベーションを上げる為にはどうすれば良いか、自分たちのサービスを受ける顧客側は何を求めているのか、その其々のニーズを探り、考え抜き、そこに自分達が持つアセットを最大限利用する事で、飛躍的に成長させていっている。
普段働く組織の中で、自分たちのアセットは何か、働く仲間がもっと力を出せる環境はどう創るか、顧客から選ばれる為の本当の理由は何か、突き詰めて考えられていない事を実感。逆に考え抜き実行すれば、如何様にも変化出来る事、その実例を今回知れた事はとても嬉しい。気がつけばピューロランドは「若者が行きたいスポット」に変わった。その背景には、数々のマーケティング施策が潜んでいました。
「人づくり」をベースにした、ピューロランドのV字回復ですが、その「人づくり」の目線はマーケティングにもはっきりと反映されていました。思わず行きたくなる「雰囲気」づくりには注目です。
最終話もぜひお楽しみ下さい。子供ではなく「大人女子」に狙いをつけたところがV字回復の要因なのですね。「イケメン俳優による2.5次元ミュージカル」は黄色い声が聞こえそう。
「Miracle Gift Parade(ミラクルギフトパレード)」もV字に貢献。ポップカルチャーを取り入れて原宿女子も惹きつけた。
時代とともに味付け方を変えつづけているピューロランドの姿がみえたシリーズでした。