川久保玲が語る「コム デ ギャルソン」の50年 “ファッションはビジネスの中で使う素材。そうなったのは、偶然だ。”
STORE.WWD JAPAN.com
1Picks
コメント
注目のコメント
メディアコマースというのはメディアとコマースがくっついたものではなく、コマース自体がメディア化したものなんだろうなぁということが、最近実感としてやっとわかってきた気もする。
結局のところ、オフラインだとそもそもメディア化しているようなコマースってたくさんあるというかそもそもショッピング自体がメディア的なものなのだが、基本的に機能抽出となってしまうオンライン化のプロセスにおいて、その体験ごと移植するのが難しいのだ。
先週のWWDに、Comme des Garcons設立50年に際した川久保玲のロングインタビュー(米WWDに掲載されたものの転載)が掲載されていて「わたしゃなんだかんだずっとビジネスマンだよ」という話でおもしろかったのだが、Dover Street Marketなんて、いうならばまさにメディアコマースの代表的なものであり、一見CDGと密接そうで、ブランドと百貨店形態に近いリテールというビジネスとしては意外に関連性の低い(とはいえ自社ブランドがコンテンツとしては活用できる)このモデルを悠に還暦をこえてから立ち上げては世界展開しているこの人は、生涯シリアルアントレプレナー以外のなにものでもない。
今思うと、10 corso comoと共同で青山に出していたお店は、他ブランドを扱うセレクト業態のリテーラーとしてのスモールスタートの実験で、その後DSMで、銀座を舞台に勝負をかけて世界の主要都市にお店をオープンさせていくというどこの日本のスタートアップも達成できていないような美しい成長モデルを世界を股にかけて達成している。ああとにかく凄いとしかいいようがない。