MEGAドンキの異色フードコートも話題 進化し続ける最新フードコート事情
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パンパシフィックHDには、フードコートやクレープ屋などを運営する(株)パンパシフィックフーズや、テナント事業を展開する日本商業施設(株)などの関連会社があり、大型複合施設としての色を強めてきている。
「異色」というには内容の薄い記事だったが、これらの関連企業にスポットライトを当てた記事があってもいいと思う。
ユニーのドンキ化などでも力を発揮しているはず。フードコートのことを分析していたら、中国の最先端のフードコート(小売全般)事情がまとまった良記事を発見!
未来のスーパー「盒馬鮮生(フーマー)」から見える世界の変化|福岡 航/Wataru Fukuoka @wata_3480|note(ノート) https://note.mu/fukuwata/n/na6a4ec4169b4フードコートは小売店にとって、滞店時間を長くし、テナント収入を得るツールです。また、フードコートに魅力があればそれが集客になります。
フードコートに魅力がなければ、昼時になるとお客様は施設の外のレストランに昼食に出てしまい、そのお客様は戻ってくる事はありません。それに、カフェやジューススタンド、今ならタピオカティーなどの休憩用の飲食施設がなければ、滞店時間は短くなります。だから、大型施設にとって、フードコートはとっても大切。
で、ドンキのこの施設の特徴は2つ。
1つは、新業態を開発した事。これは、このレストランの味と価格が良ければ集客が伸びます。そして、当然ですが、うまく行けば横展開もあります。GMS のレストラン経営はよくある事で、デニーズなんかはその典型です。でも、GMS 運営のレストランは大成功はしていないのが特徴かもしれません。失敗もしていないかもしれませんが。
※修正しました。
2つは、ドンキのスーパーの食品を使ったグローサラント形式のレストランがある事。現状のドンキって、一般の人にとっては雑貨を買う場所であり、生鮮三品を買う場所ではありません。そのイメージを変えるためのアピールの場でもあります。うちの食品を使えば、こんな美味しい料理が作れますよ〜っていうね。
で、フードコートの食品の進化に関してですが、我々がレストランに求める事が変化しているだけで、このフードコートのレストランが先進的というわけではないと思います。飲食業界は、セグメント分けや専門店化が進んでいます。我々の食への好みも日々変化します。だから、よりたくさんの人にリーチしたいなら、なんでもある店を1つ作るより、専門店をたくさん作った方が理に適っているわけです。
でもね、特に小さい子供のいるファミリー層にとっては、実はファミレスがあると助かったりします。小さい子供を抱えて、いくつかの店を回るのって大変ですから。