漁業の収益力向上へ、相次ぐデジタル技術たちの挑戦
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「KDDI総合研究所は、居酒屋を運営するゲイト(東京都墨田区)と三重県尾鷲市でスマートブイを用いた実証を始めた。」
「この漁村を救いたい」ナウシカに憧れた水産女子の“熱い思い”
https://newspicks.com/news/3853576
で照会されていた田中さんが勤めていらっしゃった会社さんです。
魚の選別や養殖場での病気の検出など、応用先はたくさんあるように感じます。
漁場の予測は、「たくさん取り過ぎたら漁業資源がなくなる」と心配されるかもしれませんが、そうではありません。勘と経験だけで漁場を決めて行っては見たものの魚が取れなかったとなると、無駄な燃料消費で漁師さんの懐を痛めるし、地球にも優しくない。それを解決できるかもしれないのです。良い取組ですね。
AI×農水産業では、選別に関する取組が各地で進んでいますが、省力化への取組は現場の人間も協力的なんですよね。やはり人手不足には皆さん危機感持っているということだと思います。
あと、選別作業が楽になる、という分かりやすい利益も現場に刺さり易いですよね。水産の人間は現金ですから、単価が上がる、作業が楽になる、といった目先の利益が無いと中々動かないので。
あと水産へのAIの活用については、漁場予測への取組が進めば、と感じます。
これは、漁師さんが自分の漁場を知られたく無い、という考えから漁場を中々教えてくれないため、取組が進みにくい現状があります。
とはいえ、将来を考えるとやるべき取組なので、以下リンクのような海洋ドローンも使いつつ、どんどん取組を進めてほしいですね。
(ゲイトとKDDIの取組は、定置網による海洋ブイの設置なので
、ドローンとはニュアンスが異なります)
海洋ドローン
https://newspicks.com/news/3039237/通信会社が自社リソースを活用して漁業の生産性高める技術開発したという事例ですね。この手の話は農業でも聞きますし、確かに効率性を高める可能性はありますが、使い手が使いたくなるような価格設定になるかが鍵ですね。いくらニーズがあって、いいものだから、便利だから、では市場を取れないのがこの分野の特徴です。
逆にファイナンス側は市場拡大を狙える価格水準を実現するための生産量をいかに達成するか見極める必要があると思います。